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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年上半期に作ったもの
30/514

戌年の朝(微ファンタジー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


真夜中、人気の無い神社に二年参り。

鈴緒を引くと、しんとした境内に鈴が鳴る。

ばさばさと木々を掠めた羽音が遠ざかってゆく。


足元に毛皮が擦りつけられた。

わん。わん。わんわん。

姿は見えねど、周囲で次々に鳴き声があがる。


ああ、年が明けたみたいだ。


今年も一年お世話になります。

そっと手を合わせる。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/01/02(火) ジャンル:微ファンタジー

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