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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年下半期に作ったもの
263/514

落陽に刻むリズム(SF)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


朝が来て夜が過ぎ、そしてまた朝が来る。

目まぐるしい天上を回り続ける星々の中央、2万6千年周期でゆったりと揺れたポラリスが元の位置に戻る。


短命の者達のかしましいお喋りも嫌いではない。

だが、神と呼ばれ答えを返すより早く、悪魔と名付けられるのは少しばかり心外だ。


私の皮膚の上で生きる者達よ。

その命の短さゆえに、私の声を聞き取ることも出来ぬ者達よ。


瞬きの間に繰り返される生の営みも、積み重ねれば私の一生に届くのだろうか。

長き日々とは言え、私もいつか。

ああほら……また同胞が1人、遠くで最後の光を放つ。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/11/26(月) ジャンル:SF

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