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全部ください（SF）
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目を閉じた君に給油していると、何だかいやらしいことをしてる気分になるんだ。
裸の白い胸を開いて、内側をすべてさらけ出させて。
僕の視線の先でふと、閉ざされていた瞼が開いた。
「私もそんな気分になることがありますよ、マスター」
「いつだい？」
「今ですね」
メタリックブルーの瞳には、覗き込む僕の顔だけが映っている。
まるで長い睫毛に閉じ込められてるみたいに。
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2018/11/07(水) ジャンル：SF
