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帰り道の孤独(恋愛)
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行きはあっという間だったんだ。
君と何をしよう、何を話そうなんて考えてるだけで時間が経って。
約束の時間に遅れたりしないかなって、電車の速度まで心配する余裕があった。
帰り道、さっきまで隣にいたのに今はもういない。
通り過ぎる時間は泥のように長く重い。
次に会えるのはいつになるんだろう。
繋いでた手が風に当たって、ひやりと凍えた。
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2018/10/29(月) ジャンル:恋愛