229/514
落葉の沈黙(恋愛)
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
舞い散る紅葉の向こうから、君は笑って見上げてくる。
いつの間にこんなに違ってしまったんだろう。
昔は同じ高さにあったはずの視線が、肩口で絡む。
「東京の就職、決まったんだって?」
尋ねられても、答えることなどできなかった。
君の唇が微笑みの形で傷を開く。
その襟元に、引っかかったままの紅葉が一つ。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
2018/10/04(木) ジャンル:恋愛
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
舞い散る紅葉の向こうから、君は笑って見上げてくる。
いつの間にこんなに違ってしまったんだろう。
昔は同じ高さにあったはずの視線が、肩口で絡む。
「東京の就職、決まったんだって?」
尋ねられても、答えることなどできなかった。
君の唇が微笑みの形で傷を開く。
その襟元に、引っかかったままの紅葉が一つ。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
2018/10/04(木) ジャンル:恋愛
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。