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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年下半期に作ったもの
203/514

刻まれた一文(詩)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


永遠が欲しかった。

永遠なんて無限に伸びる一瞬のことさ、と君は笑うけれど。


それでも構わない。だから、僕の時間をここで止めて欲しい。

大好きなこの本の、その中でも一番好きなこの頁。

何度も読み返して心に棲み着いてしまったこの一文。

この一言を眺めている、今この瞬間で。永遠に留めておきたいこの言葉で。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/08/29(水) ジャンル:詩

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