表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年下半期に作ったもの
187/514

直接来た(ホラー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


ファックスがきゅるきゅる鳴る。

延々と吐き出されてくる紙いっぱいの「呪」文字。


きっと用紙を繋げて送り続けてるんだろう、馬鹿らしい。

そんなに私が恨めしいなら直接来れば良いのに。


苛立った指で、ファックスの電源を落とした。

静寂の後、チャイムが鳴る。


「はーい」

答えた途端、郵便受けから次々差し込まれる紙――床に落ち、溢れる「呪」。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/08/06(月) ジャンル:ホラー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ