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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年下半期に作ったもの
158/514

通り雨のスパイス(恋愛)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


突然の雨に降り込められて、君はちょっと不満顔。

行きたかったカフェまでは後5分ほど歩くらしい。


「クラブハウスサンド、半分こしようと思ったのに」


またそんなお腹にたまらなそうなものを。

や、ほら。それよりもさ。


「ここにしない?」「……する」


軒下と一緒に匂いも借りた。

ランチはこの店のカレーで決まりだ。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/06/28(木) ジャンル:恋愛?

カレーの匂いだけでご飯3杯いけます。

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