141/514
僕の考える虫(微SF・微ホラー)
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
枝が落ちてると思ったら、自分の顔くらいある巨大な虫だった。思わず二度見して止まってしまった。
そんな僕の上を頭より大きい蝶が優雅に飛び越えてく。
視線を彷徨わせ、地上と地面を往復した後、最終的に行き過ぎる通行人達の表情に気付いて凍りついた。
何で誰もびっくりしてないの?
僕の思う常識がガラガラ崩れてく。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
2018/06/07(木) ジャンル:微SF・微ホラー
南国ならこれくらいのサイズはありそうな気がします。