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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年上半期に作ったもの
124/514

夜毎、訪れる天使(微ファンタジー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


夜毎来る。妖艶な笑顔で僕のベッドに入ってくるんだ。


朝の食卓で告げたとき、パパとママは呆れて笑った。

きっと夢でも見てるんだよ。


妹は不快げ。

お兄ちゃん、ヤらしい事考えてる?


3つ上の姉だけが沈黙を守った。

後から呼び止め、「訪れてるのは天使さまよ。本人もそう言ってたでしょ」と囁いた。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/05/18(金) ジャンル:微ファンタジー

文字数が足りない分だけ、想像が広がるものが好きです。

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