表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2017年に作ったもの
11/514

線香花火(恋愛)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「そこのバケツ取って」

僕のお願いに応えて、カランコロンと下駄の音が鳴る。

差し出されたバケツの向こうに、赤い鼻緒を挟む桜色のツメが見えた。


頭の中をかき消すように、わざと音を立てて水を溜めた。

顔を上げたりなんかできない。いつもと違う君の姿には何も言えない。

浴衣の裾で朝顔が笑ってる。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2017/12/08(金) ジャンル:恋愛

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ