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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年上半期に作ったもの
101/514

癒やしの宿へようこそ(微ファンタジー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


奥深い森の隠れ宿に、今日も初めてのお客さま。


「あれ、俺はどうしてここに?」


お疲れなのでしょう。

さあさ、お部屋へご案内。上げ膳据え膳良質な温泉でのんびり三昧。


「料金は金じゃないね?」


お代は絶望。現実に戻るときの落差からの絶望を頂きます。


「……そりゃたっぷり払えそうだ」


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/04/18(水) ジャンル:微ファンタジー

……疲れていたのです。

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