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彼女はステネコ  作者: 鷹飛 美由紀
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優しい人間

初めての方は始めまして!こんにちはの方はこんにちは!鷹飛 美由紀です!

毎日時間をつぶしていたインターネットを減らして小説を勉強する時間に変えて試しに書いてみました。

初心者ですが呼んでいただけたら幸いです!

鉛色の空から降りしきる雨。僕は、必死に走っていた。

街は大雨のせいで外出している人は少なく、あたりは車の音と雨が降る音に包まれていた。

僕は、傘を忘れてかばんで頭をかばいながら家路に着くところだ。


「はあ・・・はあ・・・」


息を切らしながら必死に走ってゆく。ふとそのとき


「ニャア・・ニャア・・・」


と路地裏から猫の鳴き声が聞こえた気がした。


(捨て猫か?)


僕は、あわてて路地裏に入り泣き声がするほうへと近づいた。

すると、ダンボールに子猫がいた、かわいそうに雨にぬれ震えていた。白色の猫は、ぐったりしており黒猫は、


「ニャア・・ニャア・・・」


と懇願する瞳を俺に向けながら泣いている。引き取りたいが俺は一人暮らしで、看病などやれる余裕はない。しかし、猫を見ていると心が痛む。とにかくこのままでは死んでしまうかもしれない。俺は、猫を抱き家へと急いだ。


-----昔猫を飼っていて、扱いには慣れているほうだ。猫の体を洗い体を拭いてから乾かした。その後、ネコの餌は持ち合わせていなかったので、コンビニで買ったおつまみのハムを上げてみた。ネコは、持っていたかのようにハムを急いで平らげた。


しかし、なぜこのネコは捨てていられたのだろうか?お金の関係で飼えなくなった。または、子供が生まれたなどだろうか。そう考えているうちに時間が過ぎ座っていたソファーに猫が擦り寄ってきた。種類は・・・メインクーンだろうか、実家で飼っているのがアメリカンショートヘアなのでメインクーンとは初対面だ、ネコのあごをなでてやるとゴロゴロと喜んでいる。


この後、ネコの調子はよくなってきた。時計を見ると12時を過ぎたところだった。


(トイレとか明日買うか休みだし)


俺はその後、風呂に入り晩御飯を済ませた。寝る準備をするために布団を敷き横になると自然にネコが近くにやってきた。どうやら一緒に寝たいようだ。


(しかたないな)


実家で飼っていたころ飼い猫が、布団でおしっこをした記憶があるので正直いやだったが今日は我慢して眠りにつくことにした。

翌朝災難に襲われることも知らずに・・・


なんだ・・・体が冷たい・・・ような・・・・・・・ッツ!


どうやらおねしょをされた昨日のうちに仮のトイレを用意すべきだった。ただもっと驚いたことがある。俺は、自分の目を疑った。


「あ、あのごめんなさいっ!我慢できなくってつい・・」


-----目の前に幼女がいる。かなり顔が近いので彼女の体温が感じられ、甘いにおいがただよう。


「これは夢なのか・・・そうだ夢だ」


俺はそういって湿った布団にまた横になった。


「えっ!お、おきてください!ゆめじゃないですよぉ!」


そういって幼女は俺の体を揺する。


俺はまぶたを薄く開けると、白いワンピースを着たネコ耳?の飾り物のようなものをつけた幼女がぺたん座りをして瞳をうるうるさせながら。


「あの・・・その・・・お・・ね・・しょ・・・しちゃって・・・」


「ほえ?」


俺は間抜けな声を上げたがすぐに我にはっと戻り、いやいやちょっと待て!俺は朝まだ酸素がいきわたってない脳をフル稼動し発言した。「だ、誰だお前!」

初めての方は始めまして!こんにちはの方はこんにちは!鷹飛 美由紀です!

ほとんどの人が初めてだと思うのですが今回この作品をお読みいただきありがとうございます!

投稿ペースは、週一回を目指しています(無理)!

楽しんで読んでいただけたらうれしいです!

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