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株式会社ヒーロー  作者: ボサボサ
王と優しさと力
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ヒーロー達と怪人達その五

『見てくださいっ!!各地のヒーローと怪人達が協力により、怪獣達が撃退されていますっ!!

大阪のトップヒーロー、ミスターたこ焼きと指名手配怪人よっちゃんの活躍により数十体の怪獣がっ!!

その後ろには、もしかして最上位戦闘員のらいおんさんでしょうかっ!!

とにかく現場はファン達のすごい興奮と熱気に包まれていますっ!!以上現場からお伝えしましたっ!!』


テレビの報道番組は連日連夜、ヒーローと怪人の怪獣撃退を過剰に報道した。

それにより視聴率は娯楽番組を悠々と越え、国内はオリンピック並みの熱気に包まれた。


現にヒーローと怪人との同盟で損害が出た企業と人間はいるが、それ以上に恩恵を受ける者達が圧倒的に増えた。

これは本人達も予想していない事態だが、嬉しい事である。


これにより両者の関係が良好になり、連携が今以上に密になる。

その証拠に怪人クラブは最高戦闘能力がある、怪人最上位戦闘員をヒーロー達と行動共にさせている。

これは代表も最初は考えていなかったが、幹部達の説得と何より息子の存在が大きい。


今回怪獣を数十対を葬った、怪人最上位戦闘員のらいおんさんとはどのような人物なのか。

現在は前線を離れ、全怪人クラブの戦闘員の軍師を勤める。

大規模な戦闘が発生すると判断された場合、彼が戦況を左右する。

その頭の回転は速く、あのヒーロー三強もてこずる相手だ。


何より、恐ろしいのは軍略と戦闘力の高さにある。

若い時は最前線に立ち、同じく若い時のミスターと何度も戦った。

それにヒーロー10強とも死闘を繰り広げた事もある。


そんな敵が今は共に戦う「仲間」である。

血気盛んで武人のような恐ろしい怪人だが、今は孫と遊ぶのが楽しみのおじいちゃんである。


『いや~、今まで表舞台に出て来なかった最上位戦闘員が手で来るとは思いませんでしたね~。

しかも、あの怪人クラブの二大将軍と言われるらいおんさんが出て来るとはね~。

驚きましたね~、しかもヒーローに協力したとはね~』


そのテレビを見ていた雑務課の責任者、白牙一狼は何も考えずに呆けていた。


「たこやきのおっさんとらいおんさんがね~」

「何なんですか?最上位戦闘員って?」

「あぁ~、ぶちょうは知らなかったか。怪人クラブの十強見たいなもんだな」

「そんな連中がいるんですか?」

「あぁ。やっかいな連中ばかりでな~、特にやべぇのがらいおんさんだよ。

あいつが出て来ると俺も苦戦する」

「え?そんなに強いんですかっ?!」

「あのじじい、筋肉馬鹿じゃなくて頭もきれる」


『怪獣出現っ!怪獣出現っ!繰り返すっ!』


それと同時に雑務課の電話がなる。


「はい」

『一狼、今回はお前も出てくれ。雑務課全員で対処を頼む』

「了解」


電話の受話器を置き、雰囲気が変わる。


「二人共行くぞ」

「「はいっ!!」」

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