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株式会社ヒーロー  作者: ボサボサ
脱走計画と女医
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脱走計画実行その四

「なぜ、お前のような大物がここに…」

「そんな事はここにいる時点で知っていると思うがな」

「そうか。ところで、お前達は強力の仲間か?」

「そんなわけねーすっ!ドラゴンさんと俺達は強力の所に行く所なんすっ!」

「何っ?お前達も?」

「その口ふりだと、お前も行くのか?」


両者は睨み合いが続き、その場の空気は電気が走っているうよな感覚が伝わる。


「目的が一緒なら、俺について来ないか?」

「何?怪人クラブの幹部の言う事を信じると思ってるのか?そんな、戯言を言ってる状況じゃないな。

今回限りの協力と言う事にしよう」


この時感じたのは、昔資料で見た雰囲気と人物と間逆と言うの事だ。

だが、相手は日本全国に組織を展開をしている大組織の跡継ぎだ。

油断は一切出来ない。


「一つ聞いて良いか?」

「何だ?」

「なぜ、俺と行動を共にしよう思った?」


通路を歩きながら、疑問を口にする。


「理由は単純だ、強力を止める為に仲間が一人でも多い方が良い」


その言葉を聞いた瞬間、思考が止まる。

悪人が仲間と言う、単語を口にする。何かの企みがあるか、素直に言葉を受け取るなら更生したのか。

ここは更生施設だから文字通り、更生したのなら誰も文句は無い。それを行う場所だからだ。


「あんたはここに来て変わったんだな…」

「疑われても無理は無い、俺は元怪人クラブの人間だ。何も言っても信用はされないだろう。

だが、奴は止めなければならない。信用しないならそれで良い」


感情が無い言葉を三人の飲み込むがドラゴンの瞳を澄んでいた。


「止まれ、ここが食堂か?」

「あぁ、そうだ。どうかしたか?」

「見てみろ、警備兵の人数が多い」

「ちょっといいっすか…。げっ!あんなにいるんすかっ!俺達だけじゃ…」

「扉の脇に全員、寄れ」

「どうするつもりだ?」

「あんたも単独潜入の戦い方くらいは聞いた事があると思うが?」

「本で何となくだが…」

「しっ…、誰か近づいて来る」


三人共息を殺しドアの影に隠れ、足音に耳を傾ける。


「あーあ、何で俺ずっと見張りなんてやってるんだろうな。だりぃわ」


その足音がドアを潜った瞬間、一つの影が動き出す。


「んごぉ…っ!んごぉ…っ!」


口を手で塞ぎ、銃を喉元に突きつける。


「俺の質問に答えれば、命は取らない」


鋭く冷たい声で口を開く。相手は正体不明の物に完全に飲まれている。


その言葉に反応するかのように首を立てに振る。


「お、俺に何を聞きたいんだよ?!」

「ここのいる警備兵の人数を教えろ」

「そ、そんなの知るかよっ!俺達はただ、ここを見張ってろって言われてるだけで…」

「そうか。他の入り口はあるか?」

「向こう側に裏口がある…」

「お前が知っているのはそれだけか?」

「はっ?!そうだよっ!だから離してくれッ!」

「うっ…」


突然、廊下に倒れ込む。


「ドラゴン、後ろから周り込むのはどうだ?恐らく正面から行っても、数でやられる可能性がある」

「そうだな、ここに地図がある」

「何だってっ?!それをどこで…」

「じいから貰ったんだ」

「さすが、跡継ぎだな」

「俺達も同じ班の人間が捕まってるんで、助けたいんすよ」

「何?囚人達も捕まってる奴がいるのか?」

「あぁ、強力に歯向かった奴は皆捕まった。俺とクマは隠れてたから難を逃れた、それ仲間は一人でも多い方が良い。

ここを押さえる事が出来れば、戦況は大分良くなる」

「確かにここに捕まってる人間達を仲間に出来れば…。よし、行くぞ」

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