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ボス対ミスターその七
「どうした?ミスターミラクル?本気出せよ。でないと、死ぬぞ?」
ゆっくりと近づいて来るその姿は何に見えるのか。
それはこの場に四人に聞いて見るしかない。
「昔のお前はもっと殺意に溢れてたぞ?」
真っ黒な憎悪が目の前にいる。
憎悪に形は一体、どんな形をしている。
「はぁ…、はぁ…、こんな事を止めろとか間違っているとか言うつもりは無い」
ゆっくりと立ち上がる。
だが、その姿は既にボロボロになっていた。
「その格好で随分、威勢が良いな」
青い輝きは強くなり、闘志を燃やす。
絶対に諦めないと言う意志の表れだ。
「ミラクルパンチっ!」
その光景はまさに流星。
「その程度かっ!」
黒い波動で青い輝きが掻き消される。
「まだ、手加減しているな?守るものがあるからか?そんな事はどうでいい。
ささっと終わらせてしまおう」
本物の悪魔が目の前にいる。
こんな逆境でも、絶対に諦めない。
例え、今世界が終わるとしても諦めない。
それがヒーローだ。
「やらせるかぁっ!」




