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株式会社ヒーロー  作者: ボサボサ
最終章人間とは
106/124

世界征服と悪意と正義その三

「マッスルパンチっ!」


お得意の必殺技が黒い鎧に炸裂するが、掠り傷付かない。


「何っ?ただの飾りじゃないな?ん?」


ミスターマッスルが関心していると、腕が掴まれる。


「この力は…、だがこの程度で俺は止められないぜ?」


掴まれている腕をさらに押し込む。

これは押して駄目なら、引いて見ろの理論だ。


黒い鎧は吹き飛んだが、次から次へと襲って来る。


「中々、頑丈みたいだなっ!それ位の度胸が無いと俺とは戦えないぞっ!

マッスルハイパータックルっ!」


黒い集団は両腕で防御をするが少し、後ろに下がる。


「ふんっ!」


背後から、バットが振り下ろされるが氷の腕で防がれる。


「あんたの相手はこの俺だ」

「小僧が…」


バットを弾き、右手を敵の腹部に直撃させる。


「その程度、効かんわっ!」

「これはどうかな?」


足元を凍らせる。


「同じ手を何度も…、何っ?」

「さっきより、質を上げてある」


広範囲で地面を凍らせ、相手の太ももまで凍らせる。


「おいっ!寒いぞっ!」


全身が氷と炎に包まれている。

ミスターアイス&ファイアー、アタックモード。


「降参しろ」

「はっ?お前名に言ってんだ?俺が降参するわけないだろうがっ!」


氷を砕き、アイス&ファイアーハンドがマッスルの元に吹き飛ぶ。


「動くな。投降すれば、手荒なまねはしない」


パワードウルフが銃を付きつける。

気づけば、ヒーロー達が鬼バット達を取り囲んでいてた。

この状況に奥歯を噛んでいると同時に焦りが加速する。


「俺だってな、お前らと戦いたくないんだっ!俺はヒーロー達を仲間だと思ってるっ!」

「おい、ちょっと待て。どういう事だ?」

「女房、子供を人質に取られてるんだよっ!お前とこの会社を潰して来いとボスからの指示だっ!

従わなければ、家族を殺すとなっ!」

「解った、あんたの身柄はこちらで保護する」

「そう言う問題じゃないんだっ!」


再び、バットを振り下ろす。


「止めろっ!」

「良いかっ!斉藤、これだけ教えておくぞっ!皆、洗脳されてるぞっ!」


『国民の皆さん、こんにちは』


突然、街頭テレビからボスの姿が映し出される。

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