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株式会社ヒーロー  作者: ボサボサ
最終章人間とは
104/124

世界征服と悪意と正義その一

『ボスっ!ピエロがやられましたっ!』

「はっ?それがどうした?私は今忙しい」

『ですがっ!至急、本部にお越し下さいっ!』

「お前ら…」


続きを口にしようとてした瞬間、電話が切られてしまった。


「は~。仕方ない行くか…」


ラーメン屋の気の良いおじさんから組織のボスになる。


『はい、何でしょう?』

「私だ、今すぐに本部に幹部達を集めろ」

『どうしたんですか?急に?』

「ピエロの奴がへまをした」

『報告は受けてます。幹部って?』

「言わなくても解っているな?直ぐに本部に集合だ」


怪人クラブ本部天空移動式要塞、悪意の旗。


この空を浮遊している移動式要塞は、怪人クラブの本拠地である。

ずっとA市の上をステルス飛行している。

何故本部が移動しているかは明白である、警察と政府に居場所を察知されない為である。

それと組織設立当初から掲げていた、世界制服の為の足ががりにする為だ。

子供じみた願いかもしれないが、怪人クラブのボスは本気で実行と実現をしよとしている。

答えは簡単だ、今の世界が嫌いだからだ。


その天空要塞の大きさは北海道程である。

その大きさだけで言えば、日本を征服を容易く出来てしまう。

日本だけではない、アジア圏も直ぐに制覇できてしまう。


その根拠は大きさでけではない。

武装も所持している。ミサイル多数、レーザー。

それと戦闘に特化した幹部達。

彼らは一人で軍隊を相手にできる程の力を持っている。

それを一つにまとめると、一国の侵略は簡単である。


では何故、今まで実行しなかったか。

答えは簡単だ、ヒーローがあちらこちらにいるからだ。

不思議な物で悪い連中があられると必ず、抑止力が登場。

どれだけ強い幹部がいても結局数が足りなかった。

戦闘と戦争は違うのだ。


「全員、集まったな?」

「久しぶりですね、ボスがここに来るなんて」

「そうだな…。コピー、スーツの量産は出来てるか?」

「はい。今、用意しているのは1000個です」


その言葉聞いた瞬間、初老の口元が怪しい笑顔を浮かべる。


「これより我らが悲願である、世界制服作戦を発動する…」

「はい…」


この場の一気に変わる。

この場に席についている、常務取締役コピー、専務取締役ジョーカー、最上位戦闘員長。

彼らもついにこの時が来たかと笑みを浮かべる者と緊張を露わにする者もいる。


「手始めに株式会社ヒーローA市支社を攻め落とす」

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