2話
「貴方はだぁれ?なぜ私の名前を知っているの?何処で私を見ているの?何処から話しかけてるの?」
聞きたい事が沢山ある少女アリス
少女の質問に、声はただ簡単な答えを言います
「僕は世界。この世界そのもの。だから君が何処にいるかも解るし話しかける事だってできる」
「世界?」
「そう、だけど"僕"は"世界の一部"でしかない。だからアリス、君に僕を探して欲しいんだ」
「貴方を探す?どういう事」
「この石は確かに僕だけど、他にも僕がいるんだよ。そうだね…ざっと10個位ね」
「つまり貴方の兄弟を探せば良いのね」
「そういう事。何処に行けば僕がいるかは、そこから1番近い僕がヒントを出す事にするから、ヒントを頼りに探してね」
「うん、分かった。じゃあ、ここから1番近い貴方は何処にいるの?」
「…真っ暗闇の底は凄く寒い…。これがヒントだよ」
「真っ暗闇…底…寒い…?」
少女は考えましたが、まだ答えは解りません
そんな彼女をほって、石は続けます
そうそう、この世界では君を襲う凶暴なモノと、協力してくれる友好的なモノがいるよ。凶暴なモノからは身を守らないと、大変な事になるからね」
「どうすれば良いの?」
「そうだな…先ずはこの屋敷を歩き回って武器になりそうな物を探すと良いよ」
「うん、分かった」
「ただし、屋敷の人に心を許してはいけないよ。君をた…よ…」
「世界さん?もしもし?」
石から光りが消え、声も聞こえなくなりました
「とりあえず、武器になりそうな物…」
一先ず少女は石をポケットに仕舞い、部屋の中を探索しますが見つからず、少女は部屋を出る事にしました
少女がゆっくり部屋を開けると、電球が僅かに床を明るくしてる程度の廊下が左右に広がっています
少女はゆっくり歩み出しました




