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イザヤ書40:28-31


おいおい知らないのか。それとも聞かないのか。

主は永遠に神であられる。地の隅々まで造られた。主は疲労されることもなければ脱力されることもない。

その叡智は計り知れないほどだ。

惰弱なやからには活をいれ、元気がなければ強さを増し加えてくださる。

きつくなったら若い衆だって顎を出す。血気盛んな年齢であろうとのめって転ぶ。

ところが主に待ち望む者はリフレッシュされる。わしたかの翼を得て舞う。急ぎ足でもくたびれず進めどもへこたれない。

906版BIBLE






昔『炎のランナー』を見たでしょうか。発表当時から名作と言われています。主人公二人がオリンピックで一等賞をとる映画です。(映画は見なくても、テーマ音楽を聴いたことがない人はいないと思います。)映画は実話に基づいています。中で、400メートル競走を走るリデル選手が、上のイザヤ書から朗読する場面が印象に残ります。以下しばらく、ウィキペディアより引用:


“エリック・リデル (Eric Henry Liddell、1902年1月16日 - 1945年2月21日)は、イギリスの陸上競技選手である。1924年パリオリンピックに出場し、男子400mで金メダルを獲得した。その後彼はプロテスタントの宣教師として中国に渡る。彼の活躍は映画『炎のランナー』に描写された。”

“リデルは1924年パリオリンピックの陸上競技の短距離の英国代表に選出された。しかし彼は敬虔なクリスチャンであったため、日曜日に行われる予定の100mへの出場を拒否する。競技予定は大会の数ヶ月前から明らかになっていたため、オリンピックまで400mの練習を行った。400mは以前から得意であったが、それでも彼の金メダルはまったく予想されていなかった。

しかし予想に反し、リデルはアメリカのホレーショ・フィッチ(Horatio Fitch)らを下し金メダルを獲得した。しかも47.6秒の記録は世界新記録であった。数日前には200mにも出場し銅メダルを獲得しており、2つ目のメダルであった。”

“1931年に満州事変が勃発。中国は外国人にとって極めて危険な場所となる。1941年には英国より中国から退避するよう勧告がなされる。リデルは妻と3人の娘をカナダに帰国させ、本人だけ中国に残ることとした。1943年にリデルは日本軍によって抑留される。1945年山東省の濰坊の収容所で脳腫瘍のためこの世を去った。”(引用おしまい)


監督したヒュー・ハドソン氏が先日亡くなったとか。本来のタイトルはChariots of Fire。『炎の戦車』です。これも旧約聖書からとられた元気いっぱいの引用です。それについてはまた回を改めて。いやあ、聖書って本当にいいもんですね!


https://youtu.be/uPe27x0_W2M


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