表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/13

列王紀略上19:11-12


神がお通りになった日のこと ─ 

それはそれは恐ろしい風が吹く。山肌を割く。岩をも打ち砕いて荒れ狂う大かぜ。

見ると、風の中に神はおられない。

風のあと、地が揺り動ぐ。

けれど、中に神はおられない。

地震の次には、燃え盛る炎。

しかも、火の中に神はおられない。

火炎の次はというと、何ぞ小さな声。何か囁くような声がする。

906版BIBLE






台風、地震、火災。戦争。

災害が起こる時、不幸に見舞われた時、そこに我々は天の意図を探ろうとするでしょうか。「ナゼ神は」、とか、「ナニを神は」、とか、ほとんど反射的に考えてしまわないでしょうか。神様と関係があるように思いたいのが我々でないでしょうか。

なぜ台風を寄越すのか。なぜ地震が来ないように手配しないのか。神は火災から守ってくれないのか。戦争が始まらないように出来ないのか。

でも、神はそれらの中にいないのかも知れません。別の方法で見出されるのが神なのかも知れません。

神の声は囁くような声。聞き耳をたてていないと聞き逃してしまう声なのだと、そのように聖書はヒントを与えてくれているようです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ