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第一話 プロローグ
目を覚ますと、知らない女に抱かれてれている。
何かがおかしい。
そうだ、俺は十七歳の高校生だったはずだ。
もしかして、死んだのか?駅から帰ってる途中で記憶が途切れてる気がする。
もしそうなら大問題だ、無で陰な俺でも勉強だけは頑張ってきたつもりだ。
小四から塾に週三で通って、毎日必死に勉強して、中学受験で中高一貫の有名大学の推薦も取れる中学に入って、推薦のために必死にやってきたのに…
いや、本当に必死にやっていたのだろうか。
中学受験は本気で頑張っていた。
これだけは断言できる。
でも、中学に入学してからはどうだっただろう?
ゲームにハマり、友達も出来ず、最初の1年間は続いていた部活も行かなくなった、彼女なんて出来るわけもなかった。
正直、死んでも、生きててもどっちでもいい何者でも無い人生だった。
何回、一人の帰り道でやり直すチャンスを望んだだろうか?
俺は決めた。
やり直せるチャンスがあるなら、後悔のない人生にして、何かになってみせると。




