少女との出逢
学校も落ち着いてきた今日このごろ故郷の山奥の村に向かっている。
「遠い、相変わらず遠い。何故僕に能力開花が来ないんだ、能力目覚めたら移動系がいい」
そんな事を考えながら一様道と言えるであろう道を歩いている。駅で買っておいたお茶がなくなっただけど村で能力を手にしたやつがいるらしいし早く見たい熊出る前にはよ行かなきゃ。
「逢凪にぃーお帰りー!」
「おっ逢凪帰ったか」
お帰りと歓迎の声が聞こえてくる、ペットの猫も相変わらず僕が帰ると走ってくる
「ただいま」
と返し家に向かうすると村の能力者は
「あっオニィ能力者になったよ私」
妹だった。妹の他に5、6人能力があるやつが居るらしい、羨ましい限りだ
「まずは、お帰りって言ってほかったなー」(棒)
お帰りなどどうでも良かったが一様
「うっお帰りオニィ」
「ただいま」
「んっーそ・れ・よ・り・も『能力』がある事に驚いて欲しかったなっ」
「おー凄いなー凄いー」
と棒読みで言いながら頭を撫でつつ妹の沙夜が能力の仕組みを理解しているかが心配だ、あとどんな能力かも知りたいそれが解かれば守れる『僕の全シミュレーション』で相手が『最強』だったり『チート』的能力を持ってなければだけどまぁとりあえず
「沙夜お前の能力ってなんだ?」
えっへんと待ってましたと言わんばかりに
「元素の操作だよ」
とドヤ顔で言われた。元素の操作?酸素を二酸化炭素にでもできるのか?
「それでーどんな能力なの」
「んー例えば窒素を鉄に鉄を水に出来るよ」
やばい能力だった。んっ?待てよ酸素からダイヤを作って売れば...と考えてると
「逢凪帰って早々で悪いけどキノコと山菜取ってきてくれない?」
「わかった」
えー面倒いっという気持ちを押さえながら言われた物を取りに行った
2時間後
あー夕方になっちゃた晩飯なんだろとつぶやきながら帰っていると『ドンっ』や『バンっ』などの爆発音や炎の黒い煙が漂っていた。
「何だよこれ」
急いで帰るとそこには『能力者スレイヤー』と警察のトップの側付きがいた。村の家はほとんど焼け崩れ血だらけで遠目からでも死んでるのが分かる死体がいくつもあった。全部村の人の死体だ
「オっニィ..たっ.....すけて」
とうっすらと沙夜の声が聞こえた
「大人しくしろ」
や
「逆らうものは廃棄処分だ」
などと聞こえてくる。そんな時後ろから誰かに拘束されたそして
「オニィっオニィ......助けてオニィ」
「さっ...や」
僕は全シミュレーションを使った効果は思考を無理やり加速させ演算スピード処理速度身体能力のアップが出来る
「うぁーーーーーー」
周りの奴らは、か片付いた後は沙夜を拘束してる奴だけだ
「あぁーーーー」
接近した瞬間『グサっ』と妹は刺殺されたその時『プツンっ』と自分の中で何かが切れた。僕は全てを失った『故郷』『家族』『友達』『妹』『仲良かった動物たち』『居場所』を............................................................................................................................................
................................................................................................................................................................................................................................................................................................
「すごい」
「きれいだ」
などと聞こえてくる、あれ?何故僕は船に乗ってるんだ?
「気分転換になった?」
と頭の中から声がした。そうか僕は『記憶喪失』になったらしい
何でらしいって他人行儀な言い方をすると聞かれたらそれは記憶喪失だからだと答えるしかない、記憶があったら記憶喪失じゃ無いし、そして頭の中にいる僕のもう1つの人格?は幽花と言うらしい。僕はこの幽花に自分の事を教えられた、ざっくり説明するとこの世界はある日突然能力と言うものがこの世界に出てきた事僕は能力を持っている事幽花にも能力がありそれは僕にも使える事などを言われた、言語や一般常識、知識などは消えてないなんて都合のいい記憶喪失何だ。
「キャッごめんなさい」
「う〜びしょびしょ」
「あっあー大丈夫大丈夫」
「あのっ今拭くものと着替持ってきますね」
と足早に取りに行った
「君大丈夫?とりあえずこれ使って」
「ん?ありがとう」
見てみると白髪ショートの僕より背が低いであろう子がいた。もの凄く好みだった、美少女とはこの子の事を言うのだろうと思った
「君どこ行くの?」
「東京の能力所その後観光」
「へー私と一緒かー私もその辺り観光するんだよ一緒に観光しない?」
「良いけど」
「じゃぁ自己紹介私の名前は白霧美琴よろしくね」
「僕は時崎逢凪だよろしく」
「よろしくねー」
その後能力を持っていることを申請して街中でも使えって良いと許可書をもらった。(幽花に言われて虚偽の能力で申請した)
観光はネットででてきた名所に行くことにした
原宿、東京タワー、秋葉原などなど色々と回った。
2日後
学校にいた転校生が来るらしい
「席につくのですよー今日の転校生は女ですよー男子諸君良かったですねー」
「うぉー」
と僕以外のほとんどの男が換気している
「それでは~転校生の白霧美琴ちゃんでーす」
「白霧美琴ですよろしく.......あっ逢凪2日ぶり」
『ザワ』『ザワ』し始め僕の方に痛い視線が送られる
「あぁー不幸だ」
とこぼすだが不思議とこれより不幸な目にあった事がある気がする何故だろう......僕の記憶のない時の出来事なのかなっと自己完結する
1次元目 身体能力検査5回目
「美琴さんすげー」
「美琴ちゃん凄い」
などと聞こえて来る、そりゃそうだ能力ありのこの検査美琴が無双出来ない訳がない(能力よくわかってないけど)とへっへぇと笑っていると。
「次逢凪」
「えっ」
と声も出ないほど驚いてるらしいそりゃそうだ美琴が1キロ20秒のところ僕は10秒で走ったのだから他にも今日の検査を僕は無双した底のわからない僕の能力を知りたかったからだ。その後質問攻めにあった
「おいお前どんな能力なんだ」
「君凄いねーうちの会来ないか?」
「凄いねーどうやったの」
などなど皆誰一人として僕の名前を覚えてなかった。悲しいもんだそれから授業が終わり放課後美琴と喫茶店にいた何やら話があるようだ。コーヒーを飲みつつ
「話って何?」
「能力について逢凪がどれだけ知ってるのかを知りたくて」
「んっほとんど知らんぞ自分の能力が何なのかも」
「へっ自分の能力も知らないの?」
と合ってから今までほとんど表情を変えない美琴が驚いた顔をする、そりゃそうだ普通自分の能力は持ち主が手にした瞬間大まかな効果と能力の名前?の様な物が頭に入ってくる。
「まっまぁいいや、じゃぁ1から説明すると能力は大きく分けて2つ血に宿る能力これがほとんど、遺伝や色んな人が持っている能力の事を。そして魂に宿る能力これは私のような能力の事私は固有能力と呼んでるこれは遺伝しないし持ってる人が死んでしまえば能力も無くなってしまう能力よ」
「ほぇー、そいえば美琴の能力って何?」
「『想像の具現化』物以外出せないけど」
「うん強い何そのチート能力」
「私の能力についてはいいから説明の続きするよ。能力は所有者のエネルギーを使って使うのそう研究結果が出ているのそして限界を超えると暴走して能力を撃つだけの怪物の様な物になるらしい。そして君を呼んだ本当の理由は私が調べてる物を手伝って欲しいの、それは」
一拍おいて
「『能力の真実と隠蔽されてる異変について』、手伝ってもらえる?」
「拒否権ないだろどうせやるよその代わり高待遇にしろよ」
「そこは安心してなるべく高待遇にするから」
これが美琴と逢凪の出会いで始まり能力の真実を知る一歩となった
良ければ☆☆☆☆☆評価
ブックマーク登録
してくれると嬉しいですよろしくお願いします
感想やアドバイス等何かあればぜひ書いていってください
次回の『異世界の力がこちらに転移したら能力至上主義の世界になりました』も見てくれると嬉しいです