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生徒会選挙はモテ男コンテスト?

●白桜生徒会選挙はモテ男コンテスト? 89話●


白桜 野球部室


愛枝は落胆して、

「私、トップテン外なんだ~。いいんだよ。でも麻王にだけは見られたくないな…。」


ハルト、駿、芯、碧が愛枝を慰めている、

「外見だけだから十分だろ?ユニットグループの方が人気あるだろ?ふつうの高校なら余裕で一番!男子生徒768名の11位だぞ。でもリサ先生が入っていたら間違いなく12位だな!」


「リサ先生がいたら12位って言ったの誰よ~?」


愛枝と周が揉める。


青空は、

「すごいね、9位の東まで僅か6票差。」


青空がその確率に感心している。


「全然、野球部部長の愛枝のフォローはしないんだ…。」


野球部の部室で全員が引いている。


青空は、

「何を言っているんだ。明日は、僕たち男子生徒だよ。」


「聞いてないよ~。」


「……古いね、君たち…。」



【白桜高校 モテ男コンテスト】

有効投票数…1568名


1位 神薙青空… 304票

2位 井上ハルト…201票

3位 伊藤聡…   200票

4位 名古屋駿… 163票

5位 三明優也… 145票

6位 牧野芯… 144票

7位 橘碧… 142票

8位 上杉周… 99票

9位 赤羽居織… 28票

10位 夏葉麻王 …22票



周は、

「青空は、中等部の女子も入れてるだろ。それにしても、やっぱりテレビの影響力ってすごいな…」


神谷は、

「さすがに麻王先輩が人気なさ過ぎでしょ? だからこのコンテスト自体が信じられないんですが…。」


ハルトは、

「麻王には青空がご丁寧に中等部にも噂をバラ撒いているからな。」


碧は、

「実質、青空、麻王、春の選抜にも出ていない伊藤先輩だよ。メディア、怖えよ。」


周は、

「一年は赤羽と神戸か…」


芯は、

「いや、まあ、麻王に投票した10人は分かるんだけど、青空の仕事は完璧だろ。残り12名にむしろビビるわ。」


駿は、

「バーカ、これも青空の操作だよ。」


神谷は、

「マジっすか…」


「昨年の夏の甲子園、ウインターカップ、春の選抜、メジャーの始球式にまで出た麻王がどんな悪評でも22票はねえって。1500人の1%でも15人だぞ。」


神戸は、

「まぁ…意図的な悪評と言ってもお茶目な噂話だしSNSに流れたら防げませんもんね。」


赤羽は、

「実際、麻王先輩は人あたりも抜群ですしね。噂なんて喜ぶ女の方が多いでしょう?」


駿は、

「麻王が票を減らしているのは愛枝や東、後は妹たちの存在だろ?」


神谷は、

「だったらなんでですか?」


駿は、

「……日々、疲れている麻王に妹たちも負担を掛けているしな…青空の救済策にも限界」


碧は、

「俺が言うのもアレだけど麻王って女運はないよな…」


ハルトは、

「ガチのモテ男には自己顕示欲の強い女が集まりやすいしな。」




麻王が野球部の千条、藤原、坂季、神谷、椿、三好を指導した後に体育館で赤羽、白鳥、神戸、榊を指導していると、大きなトラックが入って来る。


「お前たちは言われた練習を頭でイメージしながら丁寧に反復練習しておけよ。」麻王がトラックの荷物を取りに行こうとすると、


赤羽は、

「先輩に荷物運びをさせたら僕らの男が廃ります!麻王先輩は、そろそろお仕事ですよね。着替えておいて下さい。僕たち五人の方が作業も早いし、筋トレにもなるんで。」


神戸たちは走って行く。白鳥が千条たちも呼びに行く。



麻王は嬉しそうに、

「男が廃るか………東中もそうだったけど後輩はかわいいな。」



赤羽や神谷たちは、

「手紙にプレゼント…青空先輩のも合わせたらすごいなあ…。急げって、バレたら青空先輩が怖いぞ。」


千条も含め10人が体育館に帰って来ると麻王は制服に着替えて待っている。


「かわいい後輩たちにプレゼントだ。」



麻王はセンターラインよりかなり後ろに下がると高いループでスリーを10本とも決める。



バスケ組の赤羽、神戸、白鳥、椿、榊は、

「……やっぱ…スゲー…」



「一流を目指すなら自分のポジションに特化する事も大切だが苦手なプレーをする事で対戦相手の心理も分かり易くなる。怪我はしないようにオーバーワーク厳禁な。じゃあ、お疲れ様。」


麻王は、HAKUOUと書かれたウインドブレーカーを着て帰って行く。


「…………めちゃくちゃカッコイイよな。」赤羽の言葉に全員がうなずく。


榊は、

「それに比べて碧先輩たちは一日中パシリばかりさせやがって結構クソだけどな。」

三好は、

「………金も後輩持ちって俺たちは120%ヤンキーのパシリだろ?」


椿は、

「麻王先輩に言うか?」


神谷は、

「バーカ、チクったと分かれば俺たちの立場がなくなるだろ?だから麻王先輩が全額を出してくれる。」


白鳥は、

「間違いないな。青空先輩は?」


赤羽は、

「……まあ、先輩たちを即退学処分にするな。」


神戸は、

「そして麻王先輩が結局そのフォローに回る。」


「はぁ~。」


椿は、

「そう言えば優也先輩は?」


椿が全員に言うと、

「さぁ…人畜無害の先輩だったなあ?」


椿は、

「…………。」



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