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プロローグ

 ――拝啓読者の皆様。

(中略)

 せっかくこの作品を手に取っていただいたところ誠に恐縮ではございますが、俺の人生は今日で終わるみたいです。



 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



 目が覚めるとそこは大きな球体の空間だった。

 半透明のその空間に浮きながら座る少年が一人。

 彼の名は矢野(ヤノ) 天文(タカフミ)。一言で言うならヒキニートのキモオタロリコン高校生、もっと簡単に言い表すならヤベー奴。

 昔は天体好きの無邪気な少年だったが、どこで道を踏み外したのか気が付いたころにはキモオタになっていた。


 まるで宇宙空間に放り出されたように360度どこを見渡しても暗黒に染まる空間。その空間の遠くには星々が輝き近くでは大小様々な惑星がここ半透明の空間を中心に決まったルートを公転している。

 まるで宇宙空間にいるような感じだがなんとなく、根拠は全くないが現実の宇宙とは何かが違うと感じる天文。


『おっ、やっと気づいたね』


 突然頭の中に(ロリボイス)が響き、天文はびっくりして思わず反射的に立ち上がってしまう。あたりをきょろきょろと見渡すが声の主は見当たらない。


『おーいどこを見ている、ここだここ』


 腹部を指でつつかれる感触を感じ取り下を向くと声の主はそこにいた。

 小学5、6年生くらいの小さな体、腰まで伸びたきめ細かい銀髪、大空の如く澄んだ水色と大海のように静かな青が合わさった綺麗な瞳。そしてレース・フリル・リボンいっぱいのTHEゴスロリコス。

 正直な感想を言おう、クッッッソ可愛えええええぇぇぇぇぇ!!!!!


「………」


『………』


「……えっとどちら様で?」


『私は神です』


「………」


『………』


「………」


『私は転生女神です』


「……なるほど…夢かおやすみー」


 自分を神様と名乗るゴスロリ幼女の言葉を無視して天文はその場で横になり目を閉じる。

 浮いているはずなのに横になった体にはまるでクッションの上で寝ているような柔らかくふかふかの質量を感じる。その柔らかさが良い具合に眠気を誘い天文はすぐに寝て――、


『待て待て待てーい!』


「ごふっっ」


 自称神のゴスロリ幼女が迫力満点に大声で叫ぶと眠りにはいろうとした天文の身体が物理法則を無視して真上に跳ねあがる。


『人の話はちゃんと聞きなさい』


「うげぇぁ……絶対脇腹逝った…あとお前神だろ」


『半霊体だからダメージはないよ大丈夫』


「ダメージは無くても圧迫感はあるですが……」


 確かにこのゴスロリ幼女(神)が言うように骨が折れたような痛みは無く外傷も無い。体を起こしゴスロリ幼女(神)の前に無意識に正座で向き直る。


『まぁ落ち着いて、ゆっくりして行きなさい』


「ゆっくりしようとしたら跳ね飛ばされたんですが……」


『………可哀想に』


「自分が元凶だって自覚ある!?」


 他人事のように慰めてくるゴスロリ幼女(神)にキレッキレのツッコミをかますと幼女は頭の上に?マークを浮かべながら首をかしげる。実にあざとい、あざとすぎる。


 ――クソッ可愛いな


『タカフミ、君は私が神だって信じていないでしょ』


「信じてますよ」


『えっ…あっ…そ、そう?』


 タカフミが即答したことにより少し驚いた顔をするゴスロリ幼女(神)。

 確かに最初見た時はあまりにもばかばかしくて信じようともしなかったが、さっきの一連の現象とこの謎の空間、名乗ってもいない名前を知っている……常識の範囲外しかないこの状況とオタク特有のファンタジー脳が合わさったことによりこのゴスロリ幼女が神かそれに近い存在であるという結論に至った天文。


「はいそれはもう、行けたら行く並に信じてます」


『それは信じているんじゃなくて、信じてないことを信じてるんじゃ?』


「冗談ですよちゃんと信じてます」


『まぁいいや、どちらにしてもやることは変わらないし。転生するにあたって不安もあるだろう、暇つぶしに何でも質問に答えてあげる』


 そう言ってロリ幼女は天文の前に正座して座る。

 自分を神と言うくらいだからてっきり玉座でも召喚して見下ろすように座るのかと思ったが、予想の斜め上を行くシンプルな結果に天文は少し落胆する。

 そして今この瞬間、神と人間が正座して向かい合うシュールな絵面が完成する。


『それでタカフミ、何から知りたい?』


「なんで幼女の姿をしてるんですか?」


『いきなりぶっ飛んだ質問だね。最初の質問がそれってどうなの?』


「第一印象の疑問なので」


『あぁ、そう?……と言っても別にこれといった理由があるわけじゃないよ。これは君が思い描く理想の異性をそのまま姿かたちに反映しているだけ。つまり君はロリコンという事だ』


「ぅぐっ、否定できない……」


「ちなみに今の君の容姿は私が創ったものだよ。転生後の新しい肉体が君が死んだ時と同じ18歳まで育った時のイメージ。今回のはかなりの自信作なんだー」


 そう言って自信満々の顔をしたロリ幼女が横を向いて空中に縦長の長方形を描くと書いた空間の先にスタンドミラーが召喚される。

 転生後の自分の姿が気になる天文は鏡の前に立ち容姿を確認する。

 鏡には黒をベースに毛先だけ少し青みがかったメッシュが入った髪にキリッと見開いた漆黒の瞳、服装は死ぬ前に着ていたラフな格好だが、それすらも着こなして見せる異世界転生モノのイケメン主人公のような青少年が映っていた。


「うぉっイケメン」


『でしょでしょ!良いでしょう!』


「あぁ、これは文句なし」


 自身の姿に満足した天文はビシッと親指を立てるとロリ幼女も同じように親指を立てる。


「じゃあ次の質問。俺の名前を知っているのは神様だからってことにしておくとして、まずは確認から。俺は死んだのか?」


『そうだねー死んだねー』


 他人事のように適当に答えるロリ神になんか腹立つなと思いつつ、天文はあの時の光景が現実だったことを再認識する。

 死ぬ前の光景は鮮明に覚えている。

 日曜の昼間、貴重な休日をいつものようにだらだらと家で過ごし、ゲームに課金しようとプリペイドカードを買いにコンビニへ向かう途中、特に急いでいるわけでもないのに調子に乗って点滅している信号で渡ったところ信号無視をして横から突っ込んできたトラックに撥ねられた。

 痛みを感じる前に意識が飛び目を覚ますとここにいた。実にあっけない異世界トラックに轢かれて死ぬという王道の最後だった。


 自分が死んだことを再認識したところで本題に入る。


「じゃあ本題、俺はなんでここにいるんだ?まさか異世界にでも転生させてくれるのか?」


『流石オタクくん、理解が早くて助かるよ。そう、ここは転生の間。死者を転生させるための空間。それでなに?タカフミは異世界に行きたいの?』


「もちろん、異世界トラックに轢かれて死んだ男が転生するなら、異世界でチーレムするのが義務ってやつよ」


 希望に満ちたキラキラとした瞳で堂々と欲望をさらけ出す天文に久しぶりにヤバい奴が来たなと内心ドン引きするロリ神。


『チーレム…たしかチートハーレムの略だっけ?ほんと人間は変な造語作るの好きだよね』


「俺はいいと思いますけどね、こうやって省略すればなんだかんだで楽ですから」


『まぁ分からなくもない、それはそうと君もチーレムか……』


 天文の願望を聞いたロリ神は空を見上げ、けだるそうに大きくため息をつきながら両手を後ろについて足を崩す。


「やけに不満そうですね」


『最近の転生者はほとんどがハーレムだの悪役令嬢だのイチャイチャしてばっかりだから正直そういうのは飽きてきたんだよねー』


「つまりチーレム以外にしろってことですか?」


『いや、ただ飽きただけで別にチーレムがダメってわけじゃないよ。ただ単にそれ以外の方が見てて楽しそうってだけ。ちなみに私のお勧めは魔王に転生して世界を滅亡させるルートだよ』


 本物の神様から爆弾発言が飛び出す。

 いくら王道転生モノに飽きているとはいえ、神様…しかも転生神が世界が滅亡する未来を選ぶのはさすがにどうかと思う天文。

 いや、もしかしたら世界が滅亡すれば死者を転生させる必要がなくなって必然的に仕事をしなくてよくなる。つまり一生ニートできるという事、そう考えれば世界滅亡を願うのも納得がいく。


「そもそも神様が魔王なんて生み出していいんですかね…」


 まぁそれ以前の問題なんだけどなと思いながら天文は結構まともな質問をする。


『いいのいいのマンネリ化した世界に刺激を求めるなら魔王が一番手っ取り早いし』


「………」


 神様って本当はみんなヤバい奴しかいないんじゃないかと絶句する天文。

 神様の考えていることが人間なんかに理解できるはずもないだろうが、少なくとも平和な世界を望むいち人間としては魔王は選択したくない。


『だからさ、魔王になってちょっと世界を崩壊させてきてよ』


 期待に満ちたその顔で天文の目の前まで迫ってくるロリ神。

 ほんの数秒前まで魔王を選択する可能性は無いと思っていたタカフミだが、性癖ドストライクの幼女に迫られたことにより葛藤が生じてしまう。

 赤面して生理的に顔を逸らしてしまう天文の心情が分かっているのか意地悪そうにニヤ付きながらさらに迫ってくる。


「本当に…神様…なんですよね?」


「そうだよ~、異世界転生の重鎮転生女神様だよ~」


 鼻先と頬が触れ合いそうなほど顔を近づけて会話する神と人間、結局天文の耐久値が限界に達し引き剥がすようにロリ神をぶん投げ脱出する。


『神様を投げるなんていい度胸してるねー』


「仕掛けてきたのはそっちが先ですから、これでおあいこです」


 反応が面白くてちょっと楽しそうなロリ神に内心可愛いと叫び散らしながら平常心を装う天文。

 お互い再び正座で座り直して質問タイムに戻る。


「そう言えばロリ神様はなんていう名前なんですか?」


「ロリ神様って……私の名は※※※※※」


「はっ?えっ?なんて?」


 この時だけロリ神は頭の中直接話しかけるのではなく直接自分の声で名前を伝えた。

 しかしそれは言語と呼ぶにはあまりにも言葉らしくない、かといって鳴き声や機械音、超音波など生命または生命が作り出したものから発せられる音のどれにも当てはまらない。

 これが神の世界の言語なのだろうか?少なくとも人間である天文には全く聞き取ることすらできない次元の言葉という事しか分からない。


『今のは真名、私の本当の名前だよ』


「……全く何言ってるか分からなかったんですけど」


『当たり前でしょ、真名は神以外には発音も聞き取りもできないうえに世界線ごとに全く発音が異なるんだから。人間ごときが理解できるものじゃないんですよ~。そもそもこうやって脳内に直接話してるのも、さっきみたいに自分で喋ると自分で翻訳して話さないといけないから自動翻訳してくれるテレパシーの方が超楽ってだけだし』


 煽るようなロリ神の口調に確かにど正論だが言い方ってものがあるだろうと若干の苛立ちを覚える天文。

 特に聞いていないテレパシーでの会話の意味は英語が苦手な天文にとっては前世で持っておきたかった超便利な能力だなと思った。


「それで、結局神様の言語じゃ名前呼べないいんですが、もうロリ神で確定しちゃいますよ良いんですか?」


『良いわけないでしょう。そうだね~……じゃあシンプルにイリスでいいよ』


「イリス…ですか?」


『まぁあれだよ、真名の日本語訳:アイリス・プウェークの愛称……的な?』


 本名を聞かされ日本語訳されてても若干変な名前だなと思う天文。

 日本語訳と言っていることから他にもいろんな言語での発音があるのだろう。それこそ地球だけでなく異世界語の発音とか………。


『さて、もういいかな?他になにかある?ないなら転生の準備始めるけど』


「いやまだある、今から転生する世界ってどんなところなんだ?」


 もう十分暇つぶしになったのか満足そうに転生の準備に入ろうとするイリス。

 しかし天文はまだいくつか聞きたいことがあるとこれを拒否する。何しろあこがれの異世界だ、事前に知っておける情報があるなら知っていた方が得だしその分異世界ライフを有意義に過ごせるかもしれない。


『うーん……ファンタジーでとても()()()世界だよ』


「……今の間は?」


 ほんの少し一瞬、イリスが不敵な笑みを浮かべたように見えた。

 ファンタジー世界ということはかなり期待できるが、()()()()()()とザックリとした表現で一切の詳細を話さないところが、イリスが何か重要なことを隠しているように思えてしかたない。

 もしかしたら何も知らないで転生した方が楽しめるからという意図なのかもしれないが、どうにもそれでは納得ができない。


『まぁまぁ行けばすぐ分かると思うから気にしない気にしな』


 結局何度聞き返してもイリスは異世界についてはファンタジー世界ということ以外はなにも教えてくれなかった。

 なんでも質問に答えると言っていたような…と思いつつも行けばすぐ分かるならまだいい方かと天文はそれ以上は追及せず、そんな事よりも異世界転生において最も知りたい超重要な情報を最後に聞く。


「じゃあ最後、俺にチート能力はくれるのか?」


『もちろんあげるよ、けど能力の詳細は完全ランダムなうえに持ち主が実際に使うまでどんな能力か私にも分からないから今ここでどんな能力をあげるとか、どの能力が良いか選べ的なことはできないかな』


「なるほど…」


 どうやらチート能力は貰えるもののその能力の詳細自体は実際に発動させてみるまで分からないらしい。

 しかもチート能力の種類もほぼ無限大で身体能力の強化などのシンプルなものからアニメの主人公が使うような極限チートさらにはそれまでその世界には存在しなかった新しいチート能力に当たることもあるらしい。

 なんてギャンブル性の強いチート能力なんだと思いながらどんな能力がもらえるのか楽しみで仕方のない自分がいる。


『もう他にない?』


「うん、大丈夫……のはず」


『じゃあ転生させるね、あっ転生先の希望種族とかある?』


 能力は選べないが種族は選べるらしい、とは言え天文は今のこの姿が気に入っているうえに目的はチーレムなので選択肢は必然的に一択となる。


「人間で」


『えぇ魔族じゃないの?』


「どんだけ魔王になって欲しいんですか…」


『まぁ最終的に闇落ちして魔族になれば人間スタートでもいいか』


「もうツッコミませんからね」


 天文がツッコミを放棄するとイリスは可愛らしく「ちぇっ」とだけ短く声を発すると、ちょっと失礼と言いながら右手の人差し指で天文のオデコに指で触れる。

 すると空間一面に大小様々な魔法陣がいろんな色に光って広がり、それぞれ隣接する魔法陣どうしが魔術回路らしき白い帯で結ばれ一つの巨大な魔法陣を作り出す。

 魔法が発動する時の音なのか聞いたこともない何物にもたとえようのない不思議な快音が複数耳から入り頭の中に響き渡る。


『種族はなんでもいいから世界の崩壊だけはよろしくね~楽しみにしてるから』


「マジの本気で言ってます?」


『超超超大真面目に決まってるでしょ。……でもやるかどうかを決めるのはキミ次第』


「???」


 イリスの矛盾した発言にどっちだよと内心ツッコみつつ首をかしげる。

 自分自身で選択していいというとは別に魔王にはならなくてもいいという事なのだろうか?でもそれではイリスが望む世界の崩壊はできない。

なにが言いたいのかさっぱり分からず頭がパンク寸前になる天文。


『今から行く世界では資格さえあればなんにでもなれる、賢者にも勇者にも魔王にもその気になれば神にだってなれる』


 ここにきてイリスの表情が初めて真剣になる。蝶重要そうなことを転生が始まってから伝えるのはどうかと思うが異世界に関する数少ない情報なので天文も真剣に聞く。


『戦いに明け暮れるのもスローライフを送るのも学園で無双するのも、どう生きるかは全てキミ次第。転生しても自分の人生という事に変わりはない、その人生をどう生きようが自由、それを強制する権利は神ですら持ち合わせていない。だから私はああ言ったけど、別に義務じゃないからキミがそうしたいと思わない限り魔王になる必要はないからね』


「………………」


『前世でこういう人生を送りたい、こんな人生だったらよかったなって考えたことは無い?チーレム、次の人生でその理想を叶えてみたら?』


「俺の…理想の人生…」


 イリスの言葉にごちゃごちゃ考えすぎて爆発寸前だった天文の思考は一瞬で消し飛び代わりに【異世界での理想の人生の過ごし方】という大きな目標が掲げられる。


『魔王はあくまで私の願望、別にそれを選ばなかったからって怒ったりなんかはしないから。君がこの()()()()()()でどう生きていくのか楽しみにしているね』


 そう言ってイリスが微笑むと視界が真っ白になり、だんだん意識が遠のいていく感覚に襲われる。

 そして意識がほとんど途切れる状態までくると突然プツンっとテレビの画面を消したかのように視界が真っ暗になりそれと同時に残った意識も途切れる。



 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



 天文を転生し終えた空間でイリスは一人楽しそうに微笑んでいた。


「ふふっ……面白いおもちゃになりそう…」


 そう呟くとイリスは静かに転生の間から姿を消した。

はじめましての方は初めまして、ご存じの方はおひさです。IZです。


初見さんにはよくイアゼットさんと言われますが、「IZ」と書いて『イズ』と読みます。


まずは【チートしかいないカオスな異世界でもチーレムしたい!!!】の閲覧ありがとうございます。

小説は超初心者なので至らぬ点が多々あるとは思いますがアドバイスや温かい目で見守ってくれると助かります。


さて、今回の後書きは初回という事でこの作品についての説明でもしようかと思います。


まずこの作品はいわゆる派生作品みたいなもので

本家【チートしかいないカオスな異世界でも平和に暮らしたい。】のオリジナルキャラver.となっています。

ようはあれです、本家の方がこっちで投稿できないのでオリキャラ視点で同じ異世界を冒険する作品を作ったというわけですはい。

本家の方はpixiv小説にて連載中ですので更新を待っている間にでも読みに行っていただけると嬉しいです。


https://www.pixiv.net/users/58648155/novels


そして世界観についてですが、主人公だけがチート能力を持っているのは不公平じゃないか?という純粋な疑問から生まれたものです。

後は単純に、チート能力無双で調子に乗っている転生者たちを叩きのめしたいという願望から来てます。


余談ですが旧タイトルは【最凶最悪の異世界を攻略する俺のパーティーは最強で最悪】通称:最最でした。


さてと、あとは何書こう………まぁいいや思いついたら次回に回すか


それでは次回の【チートしかいないカオスな異世界でもチーレムしたい!!!】後書きでお会いしましょう。

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