転生後・・・
神「勇者になり戦ってくるがよい!」
十紋は何か白い光に包まれた。
目が覚めるとベットの上にいた。すごいボロくてあまり裕福ではないことがわかる。周りを見渡すとカレンダーがあった。カレンダーには毎日バッテンをつけているみたいだった。
十紋「えぇっと、今日は・・・6月15日。教会に行き勇者になる。か・・・」
十紋「勇者になるの?!?!?!」
僕はステータスを確認した。
今は、
職業:村人 年齢:17歳 Lv0
十紋「まぁこんなものか」
十紋は教会に向かうことにした。だがしかし・・・
十紋「教会ってどこだよ!!」
とりあえず村の人に教会の場所を聞いて回った。
十紋「教会ってどうやったらいけますかね?」
村人A「あっちにビューンって行ってそっちにビューンって行けばいいよ。」
十紋「は・・・はぁ。着きますかね。」
僕は村人Aの言葉通りに向かった。だが、早速道に迷った。まあ着くだろうと歩いて行くことにする。すると、意外とあっさり着いた。
十紋「ここか。」
中に入ると、禿げていて髭の生えた神父さんがいた。
神父「お前は何になりたくて来たんだ。」
十紋「ぼ、僕は勇者になりたくて来ました。」
神父が続けて言う。
神父「何故勇者になりたいと申す。」
十紋「お、俺は悪を倒して平和な世の中を作りたい。」
《十紋は、〔俺〕という呼び方を覚えた。》
神父「ほぅ、よかろう。勇者になるがよい。」
《十紋は、勇者になった。》
十紋「おぉ、勇者の服と剣かっけぇ!」
神父「旅に出るがよい!勇者十紋!」
十紋「はい!神父さま。」