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十紋の物語  作者: 世羅来
1/4

十紋の前世

 いつもの帰り道僕(鹿道 十紋 (しかどう じゅうもん))は・・・



   殺された。



 いつも通りの道、いつも通りの町の風景・・・だった・・・なのに、今日は、今日だけはちがかった。何かに取り憑かれたような、普通の人には真似できない動きをしてる。


  ザクッ・・・   グサッ・・・


 聞きたくない音が響き渡る。


???「ヒャハハハハハハハハハハハ!!」


 笑いながら学生ぐらいの子がナイフを振り回している。周りはとても騒がしい。血まみれで倒れてる人や少し切られながらも逃げる人、助けを求める人、さまざまな人がいる中僕は、一人だけ逃げ遅れた。怖い殺人鬼が僕の方へ笑いながら近づいてくる。


 怖い怖い怖い怖い怖い・・・


 怖すぎて足が動かない。

なんで、動かないんだ!僕のあしはっ・・・動け、動いてくれ・・・と思った瞬間足が動いた。これで逃げれると思ったのもつかのま。殺人鬼にうでをつかまれた。


殺人鬼「つっかまえた♪」


 僕の腕は、笑いながら切られた。


十紋「い゛だい゛ぃぃぃぃぃぃぃ」


殺人鬼「ヒャハハハハハハハハ!!」


十紋「僕の腕があ、死にたくないまだ生きていたいのに死にたくない死にたくない。復讐してやる。ぜってぇ復讐する。」


殺人鬼「ヒャハハハハハハハハ!!!お前なんかにできるかよ。」


十紋「できる。できるよ!」


 僕は、泣きながら殺人鬼に訴えた。復讐できない。できないのはわかってる。そんなのわかってるけど、殺人鬼が憎くてたまらない。


十紋「お前を絶対にこの手で殺す。」


殺人鬼「うるせぇよ。」


  ザッ・・・


そこで僕の意識は途切れた。絶対に僕は、復讐をしてやる。この手であいつを・・・殺す。


???「起きろ、起きろ十紋。」


 女の人の声がする。何度も起きてと聞こえる。僕は慌てて起き上がる。

そこは見覚えのないとこだった。周りには何もなく、薄暗いとこに目覚めたみたいだ。見回すと女の人がいた。


十紋「どちら様ですか?」


???「私は神ぞよ。」


十紋「は?」


神(仮)「だーかーら、私は神ぞよ。」


十紋「え・・・?神?!?!?!」


神(仮)「その通り。私は神なのじゃ。」


十紋「フッw。」


神(仮)「そこ!何笑っておるのじゃ。正真正銘の『神』なのじゃ。」


 本当に神なのか・・・神と呼ぶにはちょっとうさんくさいような気がする。まぁ、仮に・・・仮に神ということにしよう。やっぱり笑わずにはいられないw。


神「いつまで笑っておるにじゃ。」


十紋「フッw。すみませんww。」


神「まぁよい。そろそろ本題に入るぞ。」

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