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2 ついてくことになりました。

「なあ藤沢、なにこれ?」

「わかってたらこんなに驚いてないよ」


こんな経験初めてなので、戸惑う二人。


「なあ、こういうのなんて言うんだっけ?」

「俺が分かると思うか?」

「まあ残念陰キャにはわからんよなw」

「陰キャちゃうわ」


こんなことをいっているが、優馬は陰キャ寄りの陽キャだ。

オタク趣味持ちであるため、秋とは高校入学直後に仲良くなった。


「で、どういう意味ですか?」


秋は、何故か見知らぬ女子グループに声をかけられていた。


「えっと、暇そうにしてたから...」


声をかけて来るから手馴れているのかと思ったのだが、話しても落ち着かない様子でぎこちない返答しかこない。


「藤沢、察してやれよ、お前かっこいい(笑)から声かけてきたんだろ?」

「なんか聞こえたんだが気のせいか?」

「そんなことよりさ~一緒にカフェとかでいいかな?」


次はさっきの子とは違い、オドオドしていない。


「ねえ、名前はなんていうの?」


3人目はほんわかしている感じだ。


「坂井、これはどうするのがいいんだ?」

「知らん、まあいいと思うけど」

「俺あんまり行きたくないんだが」

「いいんじゃね?3人とも可愛いし」


確かに可愛いんだけどね。

因みに聞こえないようにぼそぼそ話している。

秋はそこまで興味があるわけではないが、明らかに優馬が一緒に行きたそうな顔をしているので、ついていこう。

どうせ長い付き合いにはならないだろうし、退屈はしないだろう。


「じゃあどこか行ってから話しましょうか。」



優馬が仕切っている。

めっちゃがっついてんじゃんホントに(心の声)

というか誘われてるのお前じゃない気がするんだけど...

別に嫌そうじゃないしいいか。


「どうしよう...面倒くさいなあ...」


三人とも優馬と話しながらこっち見てるのは気のせいだと思いたい。


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