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「意識の海にて」

週末に1話分(1世界分)更新 中。

「やあ、次の世界が決まったよ。」


 うん、そろそろかなと思っていたよ。


「ところで、今回の研修が始まってから、次の世界でいくつめの世界か覚えているかな?」


 ああ、ちゃんと覚えているよ。

 次の世界で9つ目、だね。


「正解。

 と、いうことは、研修期間ももう少なくなってきているということでもある。」


 やっぱりいつも思うけれど、過ぎてみればあっという間だなあ。

 あとたった二つの任務が終われば。

 単独でJ以降の世界の任務を達成するという条件に続いて、十以上の世界で任務を達成するという研修終了のための二つ目の条件を満たすわけだ。


「そういうことだね。

 研修にも終わりが見えてきて、流石に寂しかったりするかい?」


 まあね。

 これまでに何人も送り出してきたけれど、やっぱり別れは寂しいものだよ。


「そうだろうね。

 そういう男だよ、君は。」


 それ、褒めてる?けなしてる?


「もちろん褒めているよ。

 ……さて、じゃあそろそろ本題に移ろうか。」


 うん、よろしく頼むよ。


「次の世界はHe99904世界。

 キミたちには『天国戦争跡地』と呼ばれる場所に向かってもらうよ。」


『良い子の楽園』の次は『天国戦争跡地』か。

 なんだかポエミーな名称が続くね。


「まあ、ね。

 実態は酷いものだけどさ。」


 ん。じゃあ、大まかな概要を頼むよ。

 それだけ聞いたら、早速出発するさ。


「ああ、了解したとも。」



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