
「先生、こ、これは。」
「ああ、悪趣味な招待状だね。
100%罠だけれど、それでもありがたい。
この膠着状態が続くよりかはよっぽどね。
どうやら相手もそろそろ決着をつけたいようだ。」
「それにしてもこの文章、ヘンじゃないですか。
転生者の存在どころか、私たちが転生者を探していることまで知っていると……?」
「そうだね。本来であればそんなことはありえない。
けれど、だからこそ、おかげで相手が特定できたよ。」
「え!?」
「さあ、早速ご指定の場所まで向かおうか。
その間に伝えるとするさ。この手紙の主の話をね。」