表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/207

「意識の海にて」

「やあ、だいぶ回復したかな。

 キミが疲労困憊で意識の海に帰還した時には大層驚いたものだけど。」


 ああ、おかげさまで。

 あの後は優秀な教え子が上手くやってくれたとのことだしね。


「そう、そこなんだよ。

 流石にまだ早いだろうと思ってたんだけど、今回の結果を受けるとなると、確かに早すぎるというわけでもないのかもなあと。」


 次の任務のこと?

 いったい何を悩んでるのさ。


「いやね、Ih014に、Jの壁に挑戦してもらおうかなって。」


 え、早くない?

 もうちょっと経験を積んでからでも遅くないと思うんだけど。


「僕もそう思ったんだけどね。

 でも、なんだか調子よさそうだし。

 それにJとはいっても死の危険は薄そうな世界の任務を選んだつもりだから、まあ失敗してもそれはそれで仕方ないかなって。」


 うーん、そうか。

 まあ、断固反対!ってほどではないしなあ、僕も。

 たしかにアイ、Ih014は、なかなか優秀だし。


「じゃあ、Ih014の次の任務では、Jの壁に挑戦してもらうってことでいいかな?」


 うん、いいよ。了解した。

 優秀な弟子の健闘を祈るとしようかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ