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後編

ミナタンが目覚めると、朝でした。その日は日曜でしたがミナタンのお父さんは仕事に行っていました。お母さんが朝御飯を作ってくれて、食べているとお母さんが言いました。


「ダディ、今日も仕事なんて、身体こわさないかしら……」




?!そういえば昨日の占い!( ̄□ ̄;)!!


お母さんは、お父さんをダディと呼ぶ……。


もしかしたら、お父さんは、ろびんマスク!?!




ミナタンが、考えていると、お母さんが言いました。


「今朝、ダディ、いつもコンタクトなのに、メガネかけて何か部屋の隅っこで体育座りで、ブツブツ言ってて急に窓の外を見て、


『お母さん、会社の言うことは絶対だ!今日は、かなり遅くなるかも!!』


って出て行ったのよね……」




え、本当に!!Σ( ̄□ ̄;)もしかして、お父さんは、すーぱーフェニックス……!??


ミナタンは、一度、自分の部屋に戻り大全集 上巻を始めから読み直しました。


いつの間にか、お昼になっていました。ふと玄関から

「ただいま、午前中で仕事終わらせてきた!お母さん、腹減ったよ。牛丼食べたいから作って!」


というお父さんの声がしました。ミナタンが台所に行くとお父さんがミナタンに


「みな、いつも遊んであげれなくてゴメンな!午後からは、みなの行きたいトコ、何処でも連れて行くぞ!

それと、これ、みなにプレゼント♪」


そう言って、『きんにくマン大全集 下巻』をミナタンに差し出しました。


ミナタンは、「お父さん、ありがとう!」と言い考えていました。



……牛丼が大好きで、優しいお父さんは、もしかすると……!!


(おしまい)





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