表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JCRT 少年犯罪対応部隊  作者: サックー
コンビニ強盗編
5/17

2章2話

二章2話


「……該当者3人?!」高校に聞き込みをした結果が書いてある書類を見て喜ぶ「少なくてよかったね〜」莉乃の口も少し放物線を描いている。「さてと…該当者3人、尾行は最低2人…少ないけど、つまり比率は3:9」莉乃が人数を考え始める「3:9かつまり39…サク」俺だと言う前に莉乃に遮られる「佐久ちょっと黙ってて、うちのチームが4人、二課が4人3課が2人…」「3課って2人しかいないんだ」「んとね…うん」「え?」「絶対3課にこの話持ちかけるなよ」信美が莉乃の上から被せる「え?なんで?」「ーん…佐久が1人で事件解決できたら教えてあげる」莉乃が楽しそうに言い放つ「まぁいう気はないってことだな」「まぁ冗談として、半年前だっけ?」莉乃が信美の方を向く「YES」即答する、つまりそれだけ記憶に残っている「3課ってさ、麻薬専門なんだよね」「言ってたな、1課は基本全対応、2課は集団犯罪と1課の手伝い、3課は麻薬取り締まりだっけか?」「うちの部隊をあたかも雑用のように語らない、うちは単独犯罪担当」「実際は?」「集団もなぜか対応」「デスヨネ〜」「さてと、尾行の時間ですよ〜」「え?3課の話は?」「莉乃に尾行しながら聴きな」「えー、するの?」「して、どっちにしろ知ってた方がいいし」「はいはい、めんどいなぁ〜」


宮下美優みやしたみゆ該当者の中で一番怪しい」「身長163cm、周辺のマンションに住んでおり、その時間帯に帰ってきたことが防犯カメラに写っていた…」「他2人も似たようなもん、1人は昨日の女子生徒…ちなみにあれも面白いよ『うちの生徒にそのような人はいません』だってさ」「……え?」「学生証確認するべきだったなぁ…」「まぁな、身元は?」「不明、手配とかも無し…手がかり無し」「まぁいいや、いつか出てくるわきっと」「諦めた…まぁそうなんだろうけど」そう言いながらもマンションの入り口から目を離さない莉乃のプロ意識を感じながら上着を脱ぐ、六月前半とは言え若干の暑い「暑いなぁ」「そうだなぁ…」エンジン切らなくてはならないのが辛すぎる「あっ出てきた」「尾行開始ぃ〜」莉乃が車から降りる「莉乃」「さっきの3課の話でしょ」「わかってらっしゃる」「半年前…12月5日、テロリストの拠点を見つけた」「え?」「麻薬テロの犯人の拠点、報道局が動くとめんどくさいから特殊訓練を受けた上、非公開の部隊…つまり私たちが動いた」そうだなよな公開されたの4月だもんな「麻薬の製造所でもあったから3課が動いた。総勢6人」「多いな」現在は4.4.2の三部隊構成だ「そう、当時は5.5.6だった」「え?他の2人は?」美優が信号で止まるので少し距離を置いて止まる「1人はこの件で辞職、もう1人は…ちょっと話したくないな」「じゃぁいいや、ビルの数回を使ってたからヘリで屋上につけてロープ垂らして窓叩き割って突入したの」「映画みたいだな」「作戦自体は成功した」「じゃぁ…」「主犯格はすでに逃亡、一足先に移送のためにエレベーター使って犯人を下ろしてた3人は助かった…」「あと3人は…」「次の便でパトカーに乗せる予定だった犯人4人と証拠とともに爆散した」「……」「エレベーターに乗ってた犯人含めた5人も結構やばかったんだけどね〜」美優がショッピングモールに入る…クーラーが効いてるからきっと涼しいだろう「犯人2人は2日後死亡、捜査員3人は助かった」「…あれ?今2人だろ?」「聞きたい?」「ここまできたら聞きたい」「主犯格見つけて1人で乗り込んで主犯格滅多刺しにして逮捕された」「…えぇ」美優が服屋に入るので一旦外のベンチに2人で座る「で、今の2人が『三課は2人で運営する。』って言って今2人」「…」「意外だった?」「いや…ちなみに莉乃は?」「私?別件追ってた」「あーね」美優が出てくるまでどうやって暇を潰そうか…『こちら2班、丸タイにアリバイを確認、操作終了します』JCRTのグループチャットに連絡が入る「1/3から1/2になったね、丁度出てきた」美優が紙袋を下げながら出てくる「カバンのサイズと、ポケットの膨らみ具合から小型の拳銃か、ポケットナイフくらいしか携帯できない」「そこまでわかるの?」「わかるわかる」そのまま美優を追う『こちら三班、こっちもアリバイ確認…ドンマイ一班』「はい終わったぁ」「まだ彼女が犯人と決まったわけじゃない」「そうだな…コンビニ入った」拳銃が服の間から出てくるのが見えた「至急、至急JCRT1より県警本部、丸タイ拳銃を所持、及び強盗確認」『本部了解、至急至急」『莉乃、発泡許可出す』「すぐ発泡許可出す、まぁ使うけど」莉乃がコルトm1911を出す「やりますかぁ」俺もホルスターからベレッタm9を出す「警察だ、武器を捨てろ」「店から出ろ、こいつ殺すぞ」拳銃を店員に突きつけて脅す「OK、銃下ろせとりあえず下ろせ」「いいから店から出ろ」莉乃が正確に肩を撃ち抜けると信じてしゃがむ…と同時に頭の上を45口径が発砲音とともに通り抜ける「私が撃たなかったらどうしてた?」莉乃が美優の手から落ちたグロック26を撃って破壊しながら聞いてくる「足に発泡してた」「当てれる自信は?」「なければやってません」立ち上がる「はぁ…救急隊お願いします」「6月7日13:45現行犯逮捕ね」莉乃が手銃をかける「解決解決一件落着」

みなさん、もうすぐ夏休みですな…

好きな子に会えないので私はそこまで嬉しくないですw

てことで今回もお読みいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ