一章2話
2話
「絶対理由がある」「いいや金目的だね」「絶対違うなにか、そうせざるおえなかった理由があるはず」「いいや、あの顔は金目的」頼むからさっき逮捕した人の動機当てクイズをしないでくれ「佐久はどっちだと思う?」「2人が叱られると思う」そう俺の角度からは見える、彼がいることが「あはは、佐久くん大正解、てことで2人ちょっときて」そう、2課こ課長斉藤優樹である「あは…あはは」「ドンマーイ」「佐久くんは、2人がやってたクソくだらない議論の正解を聞いてきて〜」「へーい」要は取り調べしてこいってことだ。「病気行けばいいすか?」「もう退院したから、ここにいるよ〜」「OK」部屋を出る「収容棟001号室、ここか、ほら聞きたいこと山ほどあるから出て来い」「絶対嫌だ」「正当な理由がなければ拒否できない」「うぅぅ」体操座りをする「立って」「ヤダァ」「名前は?」「取り調べ拒否ぃぃぃ」「What's your name?」「私は日本人だよ!どこからどうみても、あ?それとも日本語が通じないとでも?」「とりあえず英語で言えば引っかかるかなぁと」「黙れクソガキィ」「免許見たけど一年差だよ?」「黙れ!出てけゴミィ」枕を投げつけてくる「ほらほら黙って〜佐久は煽りすぎ」「悪かったよ」莉乃が割り込んでくる。顔は暗いので明らかに叱られた後だなこれは「あのね、お姉さん、正当な理由ないと取り調べは拒否できないの〜」「ここで暴れれば拒否できるぅ」「全部黙秘にすればいいのに」「マジでそう」「じゃぁ全部黙秘、おしまい起訴するならどうぞ」「めんどくさ」莉乃がボソッと呟く「なんだって?めんどくさいって?」「名前と、動機だけ教えて」ここで莉乃選手、質問を無視した上で質問を上乗せた。これは、地雷を踏んだんじゃないか?「名前?月影麻里奈)」日本語が伝わらないと判断したのか諦めたのかは知らないが答えたぞ麻里奈「動機は?」「お金が欲しかった」「私の勝ち〜」信美が部屋のドアから顔を出す「優樹さーん、まだ言ってまーす」「へーい追加10分入りまーす」会話だけ聞いたらいやらしい店のようだな「闇バイト?」「ハイ」「家は?」「ニートの私を置いて全員で夜逃げしたー」「じゃぁ闇バイトの理由は」「遊ぶお金が欲しかった〜」「グヌヌ、麻里奈の勝ちだと」こいつも反省してないよな「行く当ては?「なーい、だから刑罰なるべく重くして〜その間は生活困らないから」「働かせるか」「そうだね、じゃ説明するから、佐久申請しといて」「申請めんどいからだろ絶対」「YES」「わかりましたよーだ」莉乃は一応、そう“一応”上司であるので従う以外選択肢はない。事務所に向かう
JCRT保護勤務制度、逮捕した未成年の中で家に帰れない(虐待等)の場合もしくは、才能がある等を対象に監視がいる下、JCRTの隊員、職員等になれる制度のことである。ちなみに任期があり、任期を満たしたら釈放となる。莉乃は2年の任期を満たした後希望して残ったそうだ。そう莉乃も元保護勤務対象者である。俺?俺は違うぞ?
「終わった?」「今すぐ終わらせて帰る」本気で集中すれば5分で書ける、退勤時間まで30分、なんとしてでも定時で帰る「頑張れ〜」莉乃は残業という現実を受け入れたのか、終わらせる自信があるのか知らないが余裕の笑みである「早く帰ってゲームするんじゃ」「じゃぁ早く終わらせてね〜」「言われなくてもわかってる」
結局莉乃と信美の巧みな邪魔をかわせずに1時間残業したのはまた別の話しである
小ネタ
小説人作品を人間と思ってください
書いてる人は人間を作っている人です
MHTはネームのまま投稿していました
それ故に、なんとびっくり、人間が未完成の状態、骨の状態で投稿していたわけですね(例えの話ね?)
ただ今回は骨をしっかりした上から肉付けをしているので、伏線とかいられるんすね(入れれるかどうかは本人の技量次第だよ!)
でまぁノートにネーム書いてるわけですが
今回までのストーリー(プロローグからここまで)がネームでは5話の予定でした、つまりノート上では5話なんですね今回
あれれ?3話ですね?今回(プロローグ含め)
はっはっはワロタ
という小ネタでした
次回、MHT初出動でも描かれたコンビニ強盗です(話の内容は全く別よ☆)
またよろしく〜