八章 1話
8章 1話
「渚が〜宮田一郎の〜事務所の位置を知っていた〜理由を〜聞きましょう〜」そう言って莉乃が部屋の扉を開ける「渚ちゃん〜おきて〜」無駄にテンションが高い莉乃を横目にパソコンを立ち上げる「起きて」莉乃が布団を引っ張る「完全黙秘、それについては変わらない!」「昨日からずっとこれ」「千夏と渚の知り合いに聞き込み行ってきまーす」「はーい」
「渚ちゃん?あー懐かしい」とりあえず昔住んでいた地区の同い年っぽい女性に声をかけて写真を見せたら1人目で早速ビンゴした「jcrtの事件はご存知で?」「あーあの弁護士襲…あー渚ちゃんが犯人ってことね」「口外禁止でお願いします」莉乃がお願いする「しませんよそんなこと…で、聞きたいことって?」「弁護士事務所が移転してたのに、なんで渚ちゃんが知ってたのかな〜って」「フムフム…なるほど、渚ちゃんって言っちゃいけないけど友達少なかったんだよね」めちゃ失礼だな「だから、交流関係は狭いね、後輩、先輩とつるんでるところは見たことないし、同い年は私含めてLINE持ってんの3人」「その2人が知ってたって線は?」「無いね、その3人でよく遊ぶけど、弁護士事務所なんて知ってるはずもないから」「となると調べた?」「名前変わってるからないね」結婚して奥さんの苗字を選択したから名前が変わっているそうだ「ありがと、となると滋賀の方か…次の人の所行くからお母さんに電話かけて聞いてみて」「了解」
「え?娘ですか?いやぁ…」渚先輩から部屋が欲しいから荷物取ってこいと言われ、カバンを回収しに渚先輩の家に来たらお母さんが電話をしていた「ちょっと待ってください…雄太くん」「あっはい!」渚先輩逮捕後色々あり、交通費+5000円あげるから渚に会いに行ってくれと頼んできたのをきっかけに仲良くなった渚先輩のお母さんに受話器を渡される「弥生さん」「僕に?」「うん」そう言って電話を受け取る「変わりました」『あっ雄太お久』何気に仲良くなったパート2の弥生佐久の声が電話口から聞こえてくる「お久しぶりです…って一昨日別れたばっかじゃないですか」何気にまだ2日しか経っていない『まぁいい、渚の件について』「先輩がどうしました?」『渚って友達いた?』思わず吹き出してしまう「僕は部活の同級生とつるんでるところしか見たことないですね…」『そうか…スマホのデータ解析結果待ちかなぁ、おい赤信号無視』『侵入時は黄色でした〜』「あの!」「はい?」「どっちにしろ今日これから荷物持って行くので、その時に話しますよ?」『渚の交友関係は?』「LINEのオープンチャットいわゆるネッ友って奴は多かったらしいですけど」『ネッ友リークか』「かもしれないです…詳しくはそっちで」『了解〜切るね〜』「はい〜ってことでお母さん、荷物もらいますね」「あっ、よろしくね〜私これから会議なの〜よろしく」「はい!」別に先輩が好きだから苦とかは無い…
「はぁ…」スマホ画面を見てため息が出る…画面にはメールが表示されている“渚にリークしたのはあなたの所にいるスパイ、一つだけ教えたげる、コンビニ強盗の犯人とスパイは一緒だよ♡頑張れ!あっ莉乃か信美に言ったら君の弟、弥生凪都くんを即座に殺しに行くから覚悟しておいてね♡by橋本理央”仮眠してる間に莉乃の天敵橋本理央からメールが来ていた「…あっ、綾さんお久しぶりです」まぁ困ったら二課長の姉、斎藤綾に相談するべきだろう「…捜査中ですか?」『うん』「身長わかりますか?」『150〜160、女性』「ありがとうございます…また連絡します」『何があった?』「とりあえずまだ話せません…弟さんにも話さないでくれるとありがたいです」『任せといて〜』そう言って電話を切る「千夏の身長が確か147.2」私チビなんですよと莉乃と話していた時の記憶を掘り起こす「確か莉乃が152だったっけか?信美が159、俺が165だから俺より小さいやつが容疑者、二課のメンツが男が除外で絢瀬梨花が俺と同じくらいで、丹羽一香が150〜160くらい、麻里奈が150.3で…」容疑者は5人「さて…どうするかね」どう容疑者を絞って行こうか…1人で、孤独に…「莉乃も信美も容疑者だめられない…1人でやるしか無いのか」そう言いながらベットから起き上がる「がんばろ」
裏切りもの…まぁバトルの定番ですね☆




