7章 1話
7章 1話
『次のニュースです、愛知県名古屋市のコンビニで、強盗事件が発生しました』「タタキか」7時のニュースでコンビニ強盗事件が流れてきて手を止めてTVを見る「おはようございまーす」「こんばんわですね莉乃さん、遅かったな」「いやぁ、先生が色々聞いてきて」「学校行くのか?」「行かなきゃなぁとは思うから、来月から行こうかなと」今は6月29日…普通に後4日5日で7月だ「がんばれ〜」「通信だとね、高校行く日と勤務日被らなきゃフルで入れるんだけどね〜、中学だと勤務時間減るね」「……こんな大人になりたくない」「千夏はもうこっち側なの自覚しようか?」「ひゃい」「まぁ色々頑張りますわ」「がんばれ」
「見てる方向が違う!」後ろから莉乃の指導が入る「…大声出さないでくれないかな?」「なんで?」「耳が痛い」ハンドルを握りながら答える「あっわかった」「いや!こっち見ろって言ったじゃないですか!」「ビル見つめろとは言ってない、常に開けたところを見なさいって言った」千夏と莉乃が言い合いしている間にイヤホンから無線が聞こえる『あっテステス』「テストに使うな」『あっ、本題ここから、あんたらの現在地から200メートル先の公園、不審者情報』「OK」『緊急走行せず、ブランコにいる少女に声かけて』「なんで?」『家出?っぽい』「了解」家出少女保護…まぁ俺たちの仕事だ「ちなみに私たちって何部なんですか?」「生活安全部、少年課、少年犯罪対応課」指定された公園に向かいながら答える「正解」ちなみに光部長は30歳にして生活安全部長なのは普通にすごいて思う「なるほど…到着」『了解』「私先行する、2人ともお菓子とジュース買ってきて」「は?」「信頼関係築くには食べるに限る」そう言って持っていたグミと飴の袋を持って下車する「お菓子…ねぇ」「とりあえずそこのコンビニ行きましょう」「オケ」
「ねぇねぇ、なんでこんなところにいるの?」「…誰ですか?」あ、私知ってる人だぁと思い心の中でガッツポーズを取る「いやぁ私は家出、お母さんがうざくてさぁ〜」嘘ですお母さん大好きです「…私は」「とりあえずこれあげる」飴をいくつか出す「えっあっありがとう」「あっ私、莉乃、あなたは?」「…私は…千奈です」うん、知ってる「私15、今何歳?」ちなみに嘘、14である「私16」「いいね!高校生?」「うん…ほとんど高校行ってないけど…」「あっ私も〜」はい心掴んだ
「……入る隙がない」莉乃がライトをチカチカさせて合図をする「く る な」「モールス信号ですか?」「そうだな」「お菓子買ってこいって言われて買ってきたのに」[ま や く は ん ば い ひ と]「麻薬の売人が来る…それでいいな?あってるならライト一回」ライトが一回点滅する「OK、待つぞ」「了解〜」
とりあえず伝わったようで安心しながら話を聞く「麻薬の販売人が来るの?」「はい…売ってもらったのをさらに売って儲かろうかな…と」「なんで?犯罪じゃん」バカなフリをしながら聞く「100万貯まったらさっさと夜逃げしたくて」「…なるほど〜、ちなみになんで?」「革命戦争で両親どっちも逮捕されちゃって」革命戦争…2年前起きた日本国内で起きた内戦である「なるほど…じゃぁ今は?」「自衛隊の人に拾われて育てられてるんですけど…申し訳なくて…」「あーね…辛いねぇ」「早く自立したいなと」「なるほど」「感謝はしてるんです…でも、申し訳ないんです。敵対勢力の娘を育ててくれてる保護者の人に」「なるほど、だっそうです、穂高さん」後ろを振り返ってライトを草むらに向ける「え?あっ?あっはい????」「あっ、陸自の田村穂高です」「佐久たち来ていいよ〜」無線にそう言って逃げようとブロンコから立ち上がった千奈に足を引っ掛けてバランスを崩した瞬間に喉元に腕を入れて倒す「逃げない!」「穂高さん!なんで!」「え?莉乃ちゃんに呼ばれた」「莉乃さん?!」「あっ、最近話題のjcrtです…本部、少年課回してくださーい」『了解、回します』「…え?知り合い?」「お菓子いらなかった」「えぇ…」「初めまして、陸自の田村穂高です」「あっ弥生佐久です」「宮部千夏で〜す」「私は知ってるでしょ?」「YES…で千奈は何したん?」「…いや、えっと」「お酒が飲みたかったんだって〜」莉乃がどこからかビールの空き缶を出す「おい?」「ごめんなさい」「ってことで、保護するから、また後で連絡するね〜」「OK帰れってことだな?」「そのトーリ」「じゃさよなら」そう言って穂高と名乗った男は去っていった「さてと、持ってるでしょ、出しな」「何をですか?」「腰についてるやつ」「…はい」腰から拳銃を引き抜き地面に置く「免許持っててもアウトだからねぇ…45口径は」そう言ってm1911を拾い上げる「24:00逮捕ね」黙って両手を出す「よろしい、はい警察署行くよ〜パトカーに連れていく、いつのまにか佐久がパトカーを持ってきていてくれたらしくすぐそこに止まっていた
パトカーに千奈が乗るのを遠目に見ていた女子高生が電話口に話す「ありゃダメだ、帰るねぇ」『気をつけて帰って来て〜見捨てていいからね〜』「イングラムでちょっかいかけちゃダメ?」『死にたいならどうぞ』「帰りまーす」通話を切り、女子高生が夜の街に消えていく…
奇跡のコラボ〜
というより、千奈の出番が少なかったので描きました。
決して名前が思いつかなかったわけではございません




