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婚姻届を渡されたので、離婚届を渡しました。

作者: うずらの卵。
掲載日:2025/01/03

私は22歳のOLの利佳子、彼氏の健二は25歳同じ会社で知り合い二年の付き合いなの。

もうそろそろ健二からプロポーズされるかなと思ってた、そして結婚したら寿退社するつもりだったの。貴子に会うまでは。

親友の貴子に話が有ると言われ久々に居酒屋で飲む事になったの。

「ねぇ、利佳子の彼氏って名前は確か健二よね?」

「えっ、そうだけど?」

「実は、私も彼氏が出来たんだけど名前が健二って言うの」

「へぇー偶然ね」

「うん、でもね私が健二と喫茶店で会っていた時に健二のスマホに電話が掛かって来て、健二が席を立って行ったんだけど。その時にリカコって聞こえたのよ」

私はまさかと思い、スマホを取り出し健二の写真を貴子に見せた。

すると、貴子はやっぱりとため息を付いたのだ。

「信じたくないかもだけど、健二は私と利佳子を二股掛けてるよ」と言うのだ。

私は信じられない思いだったが、最近会う回数が減って来た事が気になっていたのだ。

そして、私と貴子は一気に健二に対する気持ちが冷めて行った。

そして、私は健二から2日後に大切な話が有ると言われた事を思いだし貴子に言った。

すると貴子は「きっと私は遊び、利佳子にプロポーズするんじゃないかな」と言うのだ。

しかし、二股を掛けるような男にプロポーズされても、プロポーズを受ける気にはなれなかった。

そこで、貴子と相談して健二をやり込める事にしたのだ。

2日後の約束の日に、私は健二との待ち合わせの場所に向かった。

着いたのは喫茶店で中に入ると既に健二が待っていたのだ。

健二の前に座り、珈琲を注文してから健二に話掛けた。

「ねぇ、健二話って何?」

「利佳子、そろそろ俺達結婚しないか」と言い健二は婚姻届と指輪を私の前に差し出して来たのだ。

その婚姻届には既に健二の名前と印鑑が押されていた。

私は笑顔で「有難う、私からも渡したい物が有るの」と言い、私は離婚届を健二の前に差し出した。勿論離婚届には私の名前と印鑑が押されていたのだ。

健二は唖然として「な、何かの冗談?」と聞くので、私は紹介したい人がいるのと言い、貴子を呼んだ。

二人並んで健二の前に座ると、健二は真っ青な顔になり、「まさか花枝と和美と百合子は居ないよな?」と有り得ない事を言い出したのだ。

私と貴子は同時に「はぁ?」と言い怒りの鉄拳を同時に食らわした。

そして、指輪は有り難く頂き質屋に売り、そのお金は貴子と折半した。その後健二は会社に来なくなった。

その三年後、私も貴子も素敵な男性に巡り合い結婚した。



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