2 ご主人様、これでいいですか?
かなり逡巡したのだろう。短い文面にしのぶの本気を感じた。
会って、実際に調教したかった。だが、せいてはことを仕損じる。とりあえず、メール調教を進めることにした。
「しのぶが僕の奴隷になった証拠に、全裸の写真、送ってきなさい」
しばらくして、写真が送られてきた。
驚くほど綺麗な体だった。ほっそりした体つきなのに、バストは形よく盛り上がり、くびれた腰の下に豊かなヒップが広がっていた。残念なことに、首から上は写っていなかった。
「ごめんなさい。顔は、まだ恥ずかしいです」
全てを晒す覚悟はできていないということか。というより、まだ俺を信頼しきれていないということだろう。
(焦るな)
隆志は自分にそう言い聞かせた。
「ふん、まあいいだろう。今は顔は勘弁してやろう。その代わり、しのぶの恥ずかしいところ、自分で開いて中まで見せなさい!」
返事がくるまて、30分かかった。
「あの、どうしても、ですか?」
しのぶは迷っているのだ。ここが勝負だと思った。
「そうだ、これは、命令だ」
「あの、辛いです……」
その夜、返事はなかった。これで終わりか、
焦り過ぎたのかもしれないな……。
隆志は心にぽっかり穴が空いたような気分でスマホの画面を見つめた。
2日間、なんの連絡もなかった。未練と思いつつ
「しのぶにはまだ早かったかな、無理しなくていいからね」
と送った。
返事は期待していなかったのだが、しばらくして、ピロンと着信音が鳴った。
開いたメールには、ぱっくりと開いたオ✕ンコが写っていた。
「ご主人様、遅くなって申し訳ありません。これでいいですか?」と添えられていた。
震える指でメールを打った。
「偉いよ、よく頑張ったね。しのぶは立派な僕の奴隷だよ」
この2日間、葛藤したに違いない。迷いに迷ったすえに、命令を受け入れたのだ。ここは徹底的に褒めてやるべきだと思った。
「素晴らしいよ。しのぶのオ✕ンコ、とっても素敵だよ。こんなに綺麗なオ✕ンコ、初めてだよ。」
本音だった。