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関晃子②

【悲報】前書きのネタが尽きてきている疑惑あり

 ー結界石は割れていませんか?割れているようでしたら補充の方はしっかりさせていただきますよ。


「落とさずにしっかり身に着けているから大丈夫よ」


ーそうですか。それは良かったです。あと少しで解決しそうですのでもう少しだけお待ちください。ただし、何か危険があればすぐ結界石を使って私を呼んでください。遠出さえしなければ、結界が持続している間に駆けつけますので。


「でも、なんでわたしがこんなことに…」


ーとりあえず解決のためにもあと少しだけお話を聞かせてください。先日、関さんとのお話で犯人から逃げたという話がありましたけど、少し気になるところが出てきたんです。


「気になるところ?」


ーはい。犯人は玄関先まで追いかけてこなかったんでしょうか。相手は大男です。玄関ドアを閉めたとはいえ、女性の力だと殺人鬼に無理やりこじ開けられそうな気がするんですけど、大丈夫だったんですか?


「理由は分からないけれど、殺人鬼は玄関ドアを開けようとはしなかったわ。わたしたちも警察が来るまでは必死にドアノブを握っていたんだけど、内側から開けようとする様子もなかったの。それどころか警察が到着したときには、玄関ドアには鍵がかけられていたわ」


ーだとしたら、山中里香さんが出てくるまで玄関ドアを閉めずに待っていても良かったのでは?自動で玄関ドアが閉まるなんてことはないでしょうから、状況的に玄関ドアを閉めたのは関晃子さんですよね。


「なによ。わたしを悪者にする気なの?」


ーいや、そういうつもりではないんです。ただ、赤星真由美さんは待ったのに、山中里香さんを待たなかったことが気になりまして。


「たしかに玄関ドアを閉めたのはわたしよ。でもマユミは家を出たばかりだからともかく、ナオは震えてるだけの役立たずだし、動けたのはわたしぐらいだったから仕方なかったのよ。マユミの後ろから犯人が追いかけてきていて、山中さんのことまで考える余裕はなかったの。だからわたしは悪くないわよね」


ー関さんから山中里香さんの姿は見えなかった?


「大男というのもあったとは思うけど、犯人より後ろは何も見えなかったわ。いくら怖かったといっても山中さんの姿が見えればドアを閉めることなんてしないわよ。さすがにわたしはそこまで鬼畜じゃないわ」


ー山中里香さんが助けを求める声はありませんでしたか?


「あの時はみんな混乱していて叫んだりもしていたから、山中さんが離れたところから何かを言っていたとしても気づかないと思うわ」


ーそうですか、ありがとうございます。気になっていた点の解消はできました。ただ……。


「まだ何かあるんですか?しつこいとパパに言いつけることになりますよ」


ー関さんが教えてくれたことで、ちょっと疑問が出てきてしまったんですよ。


「疑問?」


ー先日、赤星真由美さんに事件当日の話を聞いたんですけどね。玄関のドアがいきなり勝手に閉まったと言っていたんですよ。でもさきほどまでの話だとドアは自動的に閉まったのではなく、関さんが玄関のドアを閉めたんですよね?


「…………マユミも混乱していたから勘違いしているんじゃないかしら。恐怖しすぎるあまり、視線が犯人に行き過ぎてわたしのことが目に入っていなかったとか。だとしたら玄関ドアが勝手に閉まったと思っても仕方ないような気がするわ」


ーたしかにその可能性は十分考えられますね。それではもう一つだけ僕の疑問を解決していただけますか?


「…………」


ーこれも同様に関さんと赤星真由美さんの話に相違があるという疑問なんですけどね。赤星真由美さんの話では玄関から外に出たとき、家の中から誰かが転んだ音が聞こえたらしいんですよ。そこで振り返ってみると倒れている山中里香さんと追いかけている犯人がいたらしいんですよ。でも先ほどの関さんのお話では、助けを呼んでいたとしても聞こえない状況で、赤星真由美さんの後ろには山中里香さんではなく犯人がいたとのことでした。うーん、不思議ですよね。


「……………………」


ーあっ、あと追加で質問なんですけど、特殊スタンガンの充電メモリが減っていた量なんですけど、2回分じゃなかったですか?


「……そんなの答える必要ないでしょ」


ーありがとうございます。僕にとっては肯定として受けとることができる十分なお答えです。

いいねるねるねるね


かんそうっしっし


レ・ビュッシー


これ以上書かなくてもなんとなく伝わってくれると思います。


ぜひ、よろしくお願いいたします。

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