表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人間嫌いな俺とビッチな少女  作者: マイナスイオン
冬の訪れと共に現れる転入生
37/61

プロローグ

第3章スタートです。

よろしくお願いします!




帝都高校祭から早2週間が経ち、季節は一直線に冬へと入ってきた。


帝都高校祭をきっかけに少しずつではあるが人と関わりを再び持てるようになってきた睦月。


初めは嘘告白だったはずなのに睦月と関わっているうちに惹かれていき、ついに自分の気持ちに気付いた萌。

……

「ねえ、鍋島ー足痛いから持ってよー」


「もうほぼ治ってるくせに、人を都合よく使うんじゃねーよ」

……

冬はカップルにとっては夏に並びイベントの多い季節、これまでも遊びをきっかけに睦月を振り向かせようとしてきた萌、いつも通り乗り気とは言えない態度ながら付き合う睦月。2人は急速に距離を縮めていたように思えたが?

……

「おい、うちのクラスに転入生がくるらしいぜ?」


「それもモデルするくらい美人らしいな!」


「まあ、俺たちには縁のない話かなぁ」


「ねえ鍋島ーモデルしてる転入生だって~!

鍋島惚れちゃうんじゃないのー?」


「俺には関わりもねえしいきなり惚れるわけねえだろ」


「ま、モデルしてる子だろうが鍋島が惚れるんだったら先に私に惚れてるはずだもんね~」


「それもそれでないと思うけどな」


「その言い方もひどいー!」


*********************


「本当で向こうでの一人暮らし大丈夫なのか?」


「そうよ、今まで通りこっちから通ってもいいのよ?」


「お母さん、お父さん大丈夫よ。それにあっちには幼馴染もいるしね」


「でもあなた、あの子とは中学だったかしら?今まで仲良かったのに話さなくなったじゃないの」


「確かにそのくらいだったなぁ。2人が付き合うって聞いた時は飛んで喜んだのに....」


「もう大丈夫。この前下見に行った時も向こうから話しかけてくるくらいだし彼も思春期だったのよ。

元々私を遠ざけるためじゃなくてお姉ちゃんの家があるとこ選んだだけみたい」


「ま、彼がいてくれるのなら安心じゃない」


「そうだな、前は後ろにいるような子だったのに中学からしっかりしてきたもんな!」


「そうそう!だから心配しないで。勉強とモデルに環境も変わって大変だけど知り合いがいるって言うのは心強いから」


「わかったわ。たまにはこっちにも帰ってきてね!」


「しっかり頑張って来なさい。沙霧」


「じゃ、行ってくるね」



私から逃げれると思ったのかな?


そんなわけないじゃない。


待ってなさい睦月....

ここまでご覧いただきありがとうございます!

もしよろしければブクマ、評価、感想お願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ