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四畳半神話大系   森見登美彦

 こんにちは、ごきげんよう。

 しんどうみずきです。

 またまたやって参りました森見作品でございます。『四畳半神話大系』です。

 そろそろ今年も終わってしまいそうですが、早急に百冊を目指します。本作でなんと48冊目です! 良いペースですね、頑張ります!



 さて、こちらの『四畳半神話大系』は『夜は短し恋せよ乙女』と双璧をなす森見氏の代表作なのですが、安定した四畳半的世界観と硬派ながらふざけた文体とで彼らしい雰囲気を醸し出していました。

 彼の作品には短篇集が多いのですが、本作も期待にもれずそうでした。

 4つのパラレルワールドを生きる主人公のお話です。

 例によってあらすじを引用します。



私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。



 だ、そうです。

 文句ない内容ですね。

 大学生の方にはぜひとも読んでほしい作品です。恋愛よりも、大学生としての生活のほうに重きが置かれてはいますが、なかなか奇妙なので真似はできそうにありません。

 というか真似しないほうがいいですね、たぶん。

 もはや宣伝はいたしません。個人的には『夜は短し』のほうが好きでもありますが、こちらも噂に違わず素晴らしい作品ですので、ぜひともご一読を、というにとどめます。






ーーーーここからネタバレ有りーーーー









 4つの短編、ほとんど同じ長さなんですよね。

 まずはそれに驚かされました。

 それに加えて、この設定を次の話につなげてくるかあ、なんて驚いたり。

 まさか香織さんと同居することになった話を選ぶとは、作者もなにを考えているやら。もちろんいい意味ですけどね。ジョニーのくだりは珍しく下ネタだったのですがなるほどこのように高尚に描くのかと一種感心しつつ読んでしまいました。

 いいなあ、青春したいなあなんて思わせます。

 結局のところ、森見さんが描き出したいのはそれなんじゃないかな、と思ってます。

 大学生という「薔薇色のキャンパスライフ」を面白おかしく、奇妙奇天烈に、それでいて鮮やかに創りだす。登場人物たちはそれぞれに変ではあるけれども悪い奴らじゃないし、樋口師匠をはじめとして人生を楽しみまくってる。

 こういう生き方をしてみたい。

 私が大学生であるからそう感じるのかもしれませんけどね。

 そう、森見作品はファンタジーの側面と、和風の一面と、青春の一ページという性質を持っているのです。そこに気づいたところで、今回は失礼します。

 アニメも見てみようっと。

 しんどうみずきでした。

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