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永遠なんてなかったんだ
あの日、立て続けに、累、佐奈、剛が停学となった。
その日、私もそれらの現場を目撃していた。
そのことで、剛の取り巻きの和也がやってきて
「放課後、屋上に来い」
と言った、
でも、塾があるからいけないといった。
「すこしでいいんだ、すこしで」
でも、今日はピアノの講習もあるから、
といっても無駄だった。
「絶対に来い」
と、
しかし、
門限があるから5階にあるギターを持って、
帰ろうとした。
その時だった。
階段で、鍵盤ハーモニカを投げられ、
荷物を奪われ、
病院送り、
寝ている内に、死ねないかと試したけど。
退院するのもすぐだった。
そして、やり返した。
あの日、剛がやろうとした。
屋上から突き落とした。
そして、"死んだ"