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パニカムがまた仕事で出かけなければならないころ、フリージアももうすぐ学校が始まる
その少し前に、家族で話し合おうということとなった。
パ「屋敷の使用人もみな家族ということで全体家族会議を始める」
「「「「「はい」」」」」
フ「パパ?何を話し合うの?」
パ「フリージアの気持ちが聞きたい。ブルー殿下と婚約する気があるのかないのか。
結局、フリージアの気持ちをみんな優先したいと思っているんだ。」
フ「あーー。あの話。
うーーーん。結婚しないでいられたらいいなとは思う。
でも、王様とかの考えてることも理解できる。
納得させられる理由があればいいのだけど、自由にするのにはそんな理由ないでしょ?
怒らないで聞いてね。1つの案は、籍だけ入れる。次期王妃として。でも公務はしない。表にも出ない。
今と同じように好きなことをして暮らす。殿下には側室の優秀な方を娶ってもらう形になるけど。
これが果たされないなら籍は絶対に入れない。
私が出せる案はこの1つなの。
他にいい案ある?
国外へはやめて上げた方がいいと思う。
勧誘が増えるだけだもの。面倒。」
パ「クロムウェル何か案はないのか?」
ク「旦那様、無茶ぶりはやめてください。お嬢様の案が現実的です。
今と変わらないなら必要な時だけ登城すればあとはここにいられるのでは?」
パ「向こうに恩も売れるか…しかしな…形だけとか…フリージアに本当に好きな人ができたらどうするんだとかいろいろ考えちゃってなーーーー」
フ「ないと思うけど…」
パ「今はないだけじゃないか?父さんだって母さんと出会う前までは結婚なんて絶対しないと思っていたぞ」
フ「そっか。そしたら安易な決断は首を絞めるわね。」
パ「ブルー殿下のことは好きではないのか?」
フ「見目麗しいとは思うよ。でも、別にときめかない。一緒にいて楽ではあるけど。」
パ「そうか」
ラ「発言の許可を」
パ「ランジアいいぞ」
ラ「お嬢様、思う相手より思ってくれる相手の方がお嬢様を大切にしてくれます。好きになった相手がいい相手とは限りません。」
パ「一理あるな」
フ「難しいわね。参考にしたいから多数決取りましょ。
次期王妃賛成か反対か。決めないって人は反対に入れてね。では挙手でお願いします。
賛成の人」
ランジア、マリー、アリッサ、クロムウェル、副会頭のボリジ
フ「じゃあ、反対の人」
庭師のグロッサム、コックのエディブルとインパ、パニカム
フ「なるほど、もう少し考える。卒業まではとりあえず自由だろうし。
パパもあんまり気にしないでね。
もし、籍入れても私この家に居るから」
あははと笑うフリージアをみてパニカムも複雑だったが嬉しかった。
買い付けに行く元気も湧いてきたのだった。
そしてもう一つの議題。
フェインの名前だった。
いろいろ案が出て決められずくじ引きに
フ「アマリリスに決定しました!」
こうして、アマリリスも家族に加わり、屋敷で大切な家族の一員になりました。
こうして、日がたち
パニカムは買い付けへ
フリージアはマリーとスナップと学校へ
アマリリスはスナップが怖いので自宅で屋敷の人と過ごすことを選択
怖い怖いと言いながら口喧嘩が絶えない2匹なので離れるのは悪くないかもと思ったフリージアだった。




