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夕食を一人で食べて湯あみを済ませ
ベッドに入ったら意外とすぐく眠気がやってきた。
「お嬢様、電気を消しますね。」
「ね、マリー。おとうたまはどうちて夕食にきてくださらなかったのかちら?」
「グロッサムと重要な会議があるっておっしゃってましたわ。
明日は、教会に行く日なので急いでいたみたいで…
グロッサムは少し怯えていましたわ。お嬢様との夕食の時間旦那様は大切にされていますから」
「しょっか。あちた楽しみ~。おやしゅみマリー」
「はい。おやすみなさいませ。良い夢を」
電気とはいえ電気が流れているわけではない
魔石から魔力が流れ光っているのだ。
ただ、光この装置を誰が呼んだか電気と呼ぶのだ
魔石のスイッチを切り
マリーはフリージアの部屋を出て次の仕事へ向かうのだった。
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「はあ、フリージアとの夕食がぁ」
「すまねぇ、パニカムの旦那。
ただ、今まで土魔法の使えるやつしか解決できない問題が
これらを作って販売すれば…」
「ああ、わかっているさ。グロッサム。
すまない。つい、フリージアのこととなると箍が外れるのだ
あの子が可愛くて仕方ない。
しかし、これは…すぐに協力してくれる山を持っている地主や家の傘下のホテルなどで
すぐに商品化の準備をしなければ」
「お呼びですね、旦那様」
「お、来てくれたか。頼れる執事」
「また、そんな呼び方して。煽てても普通に手伝いしかしませんよ。」
「充分だよクロムウェル」
「今までの話はこちらにまとめてあります。
そして、こちらが山の候補地。上から商会と友好かどうか。最後に●がある所は
借金などで山を手放したい地主です。
傘下のホテルはこちらの3店舗となります。」
「相変わらず仕事が速いな」
「ありがとうございます。明日朝、副商会長に連絡の上動いてもらうでよろしいですね?」
「ああ、明日だけはな。」
「ええ、明日だけは絶対にフリージア様を一緒に行かなければ」
「クロムウェルが直々に取り仕切ってくれてもいいんだぞ」
「私にフリージア様の晴れ舞台を見せないおつもりですか?
では、こちらの資料は今すぐ燃やさせて」
「待て、待て。冗談だ。」
「また、フリージア様を独り占めしようとして
本当に意地の悪い雇い主だ。」
こうして前日の夜は更けていったのだった。
その後、肖像画に向かってパニカムが話しかけていた。
「なあ、ジャスミン。見守ってくれているかい?
フリージアは元気に育っているよ。明日、教会でギフトの確認だ。
ジャスミン、愛しているよ。」
そう、フリージアの母ジャスミンの肖像画の前で




