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オズの魔法使い アナザー  作者: 平塚
一. 旅の始まり
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竜巻は家を飛ばした。

ドロシー視点。


竜巻は怖い。あれは大きくなると、容赦なく家でも飛ばす。

あなたは目の前でみたことがあるかしら。

見ればそのおそろしさがわかるだろう。あれの通った道を見るでも良い。


私は、それに家ごと飛ばされた。









 ドン!!!


飛ばされてからどれ位経っただろう。ものすごい衝撃で、家が地面に着いたのだとドロシーは知った。

幸いなことに、ドロシーも、彼女の飼い犬のトトにも怪我は一つもなかった。


「トト、トト。

 私たち、地面に着いたんだわ。」


家が逆さになって屋根から地面に着くこともなく、ほんとうにちょうどよく着地ができたようで、ドロシーはほっと一息をついた。


窓の外からは光が差し込み、景色から彼女の居たカンザスではないことが伺えた。


「私たち、生きているんだわ。」


彼女は、まだ半分信じられないようにそう口にした。



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