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狐の弟


「ううん・・」




ええっと・・確か・・僕は・・




「麗よかった・・目覚めた?」



「葵お姉ちゃん・・僕何分ぐらい寝てた?」



「15分」



「長く寝て・・」




葵お姉ちゃんこんなに大きかったけ?




「麗かわいい!!」



「キュン!?」



葵はいきなり抱きついて来る・・力強すぎ・・あと何か胸が柔らかいのが・・



確か葵お姉ちゃんが作った【二次元の動物薬】を飲んで・・




「麗自分の姿見せてあげるよ」




か・・かわいい・・じゃなくて・・ええっと・・身長が多分40cmくらいで黄色いもふもふとした狐・・瞳は水色で目がクリクリしていてかわいい・・頭には狐耳があって可愛らしい尻尾・・まさに二次元にいそうな狐




「なんじゃこりゃーーー!!!」




「一応言っておくけど・・元に戻す薬作るのできないの」




「そ・・そんな・・」




「落ち込んでるところもかわいい!!」




「葵お姉ちゃんどうしたの?」




「美里みてよ」



僕の一つ上の"佐南 美里(みさと)"美里お姉ちゃん



「その狐さんどこで拾ったの?」




「実はね・・・・」








「なるほどね~かわいいでちゅうねぇ~麗ちゃん」



麗羅の頭を撫でる




「食事の準備しないと・・」



狐になるより・・僕は早くやり終わらせてのんびりするタイプだ






「疲れた・・この姿で料理するの難しいや」



小さいし毛がはいらないようにビニールを使った



「すごいわね・・麗」



「麗が作る料理て綺麗!」



「「「「「ただいま!!」」」」」



五人の姉が帰ってくる




「ただいま~今帰ったぞ~」



「「お腹すいた」」



「麗はぁはぁ・・」



「ふふふ・・」





「おかえり」



「ご飯できてるみたいだよ」



姉会やるみたいだね・・僕は自分の部屋でドラムやろうと・・下の方の部分は届かないと思うかもしれないが・・大丈夫だ・・イスとドラムの高さを調整すればできる・・今は狐だが多分できる・・指みたいなのがあるし・・にくきゅうもあるけど・・




「葵その狐さんは?」



"佐南 七海(ななみ)"・・僕佐南家の長女



「クンクン・・この狐さん・・麗ね」



"佐南 (いずみ)"・・上から2番目のお姉ちゃん




「凄いね葵お姉ちゃん」



美里がいう



「ええ」



「「かわいい~♪」」



双子の姉・・双子はどっちが姉なのか妹なのかわからないほど似ているが・・佐南家の場合はすぐにわかる・・声とホクロの位置ですぐに分かる・・首らへんにホクロがあるのが"佐南 冬美(ふゆみ)"4番目の姉。ホクロが鼻にあるのが5番目の"佐南 (ゆき)"




「ふふふ・・葵お姉ちゃんと美里説明してくれるかしら?」




"佐南 すず"六番目の姉




1 七海(♀)高2


 誕生日:7月21日


 ↑


2 泉(♀)高1


 誕生日:5月1日


 ↑


3 葵(♀)高1


 誕生日:8月10日


 ↑


4 冬美(♀)今年中3


 誕生日:6月17日


 ↑


5 雪(♀)今年中3


 誕生日:6月17日


 ↑


6 すず(♀)今年中3


 誕生日:9月22日


 ↑


7 美里(♀)今年中2


 誕生日:1月6日


 ↑


8 麗羅(♂)今年中1


 誕生日:2月24日




僕は七人の姉に囲まれて暮らしている・・うちはかなりの大家族である・・僕の姉達は物凄くモテるらしい・・僕は普通かな?勉強は・・英検1級満点合格と漢検1級満点合格に数検1級満点合格、パワプロ検定最高段合格・・小4で全て取ったがまあ勉強は普通かな?いつもパラパラ漫画みたいに一回しかみてないし・・運動は得意だがバレーと水泳は苦手だ!得意なのはサッカーとバスケ、合気道かな~運動ではないけど・・たまにゲームセンターのレースゲームをやったり・・家でよくP4で遊んでいる・・"グ●セフv"や"ブ●イブルー"とかエグいゲームをよくやる




「実はねこの狐・・・・・・・・」



姉たちに話す葵








「「「「「ええーーーー!!!」」」」」




「それ麗なの・・?」




「かわいすぎ!!」




「あ・・はあはあ・・麗の尻尾いただきまちゅう」




尻尾を握る




「ちか・・にゃ・・ぬけ・・こ・・ん・・」




尻尾を握られるとこんなに力抜けるのか?もしくは・・二次元の動物だからか?




「さすが~私のおちょうひょう~」




「ヒィ!!」




ゾンビだ!ゾンビがいるぞ!!助けて!!




「泉やめなさい!」



七海お姉ちゃんが止める




「七海お姉ちゃん・・」




助かった・・ふぅ




「麗はあたしのものよ!!」



そうだった・・この家にいる姉達はブラコンだった・・はぁ




「それより姉会とかやらなくていいの?」




「「「「「「「ふふふ・・」」」」」」」




怖いんですけど...




「「「「「「「姉会は変更して弟をかわいいがる会じゃあ!!」」」」」」」




誰かグレネード尻尾を握る




「ちか・・にゃ・・ぬけ・・こ・・ん・・」




尻尾を握られるとこんなに力抜けるのか?もしくは・・二次元の動物だからか?




「さすが~私のおちょうひょう~」




「ヒィ!!」




ゾンビだ!ゾンビがいるぞ!!助けて!!




「泉やめなさい!」



七海お姉ちゃんが止める




「七海お姉ちゃん・・」




助かった・・ふぅ




「麗はあたしのものよ!!」



そうだった・・この家にいる姉達は全員ブラコンだった・・はぁ




「それより姉会とかやらなくていいの?」




姉会=好きな男の話しだけやる話し




「「「「「「「ふふふ・・」」」」」」」




怖いんですけど...




「「「「「「「姉会はやめて弟をかわいいがる会に変更!!」」」」」」」




グレネード爆弾があったら吹き飛ばしたい・・変態の姉達を




「あ・・お姉ちゃん・・どうしよ・・あと3週間後で学校なんだけど・・どうしよ・・」




「あたしに任せなさい」



七海お姉ちゃんが胸をはっていう・・七海お姉ちゃんはいざとなったときには凄く頼りになる




「ちょっと待ってね」




七海お姉ちゃんは僕を写メで撮りお母さんに送信し電話をする




「僕はこのすきに」



麗羅は食事を並べる







「うん・・またねお母さん」



七海は電話を切る




「中学どうなるのかな・・キュン!!」




静電気だ・・なんか狐らしい鳴き声しちゃった・・




「「「「「「「かわいい!!」」」」」」」




「・・ほら食べるよ」




取り敢えず無視した




「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」




「あと麗・・中学の事なんだけどあとで話すわね」



「わかった・・」



多分・・二週間後に中学の入学式なんだが・・この姿は戻れるのか・・戻らず・・不安で楽しみな中学校生活の始まらずにニート生活・・絶対に嫌だ・・不安を抱えながら僕は食べていた

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