「3話」 爆☆誕 !
2話連続投稿♪
ーーゆっくりと、何かに包まれるような安心感に意識が浮上する。
此処……どこだ?
俺はただ、現状に困惑するしか無かった。
いや、だってね? あのジジイが最後に何か言ったと思ったら落ちて、
そんでもって気がついたら此処にいた訳ですよ……
誰だって困惑するね! こんな状況さ!
と、思っている俺だが、何故だかそこに危機感だとか、緊張感だとか。
そういった感情はどこにも無かった。
在るのはただ、安心感だけ。
……そう、まるで人間が生まれるまえ。
母胎の中にいるような……って、おい。
ちょっとまて! 俺!
え……?今もしかして俺凄い事言わなかった?
あぁ~、
もしかして……?
俺はかろうじて感覚の在る足を動かして見た。
ぽよんっ! と、何かに弾き返される。
……おーけぇー、気のせいだ。俺。
気を取り直してもう一度足を動かして見た。
再び跳ね返される。
それをまた繰り返そうとした時だった……!
その、ぽよんっ! とはじき返して来るナニかの向こう側から、此方側に優しく振動が伝わって来た。
……こ、コレは……!
はい、認めましょう。
此処は、お母さんのお腹の中です……!
ーーまぁ、此処はとても安心できるから……少し、眠りますか。
☆
俺が今此処にいて、どれくらいの時間が経っただろうか……?
基本的に夢を見て居た様な気がする。
それは前世の夢か%
次は主人公の能力とか出したいな~♪