「20話」 夜泣きだ!
作者「今回は短め!」
ニア「今回も、だろ」
「ふぇ……ぇぇえん!!」
俺は、突然泣き始めたお子ちゃま……幼女を前に呆然としていた。
周りを見ると何故だか責める様な目線……グレイプまでもやっちまった的な眼を向けてくる。
リアルで悪者に成った気分だ。
「ゴメン……」
俺は、泣き続けるお子ちゃまに取り合えず謝った。
かわらず泣き続けるお子ちゃま。
……俺、こんな時どうすればいいんだろうね!
うわぁ~! 前世でも、女の子と喋ったこと全然ないからな~
俺は、思わず頭を抱えてしまった。
本来ならうずくまってしまいたい気分だが、周りの空気がそれを許さなかった。
はぁ……確か、泣いている子供を落ち着かせるには……
「ふぇ……え!」
俺は、前世でのうろ覚えの知識でだが。
泣いている赤ちゃんは心臓の音を聞くと安心すると、聞いたので、
そのお子ちゃまの耳を、俺の胸に押し当てた。
「え? え!? 」
お子ちゃまが小柄な身長で良かった。
9歳の中でも小さい方の俺でも、胸に耳が当てれる、と言うことはお子ちゃまは6、7歳だろうか?
暫くの間、二人とも何もしなかった。お子ちゃまの方は突然耳に押し当てられたからか、慌てていたが、今では静かに成った。
まぁ、落ち着いた様なのでそろそろ離してあげようか、
と、思い離れ様としたが、背に手を回され 暫くの間、俺が逃げれなかった。
☆
「で、その女の子にずっと抱きつかれてたんだ」
俺の隣で、相変わらず此方を向いてこないパンが、その赤髪を揺らしていた。
「あぁ……大体、20分くらい」
そう、俺はあの後、20分はあのお子ちゃま……スコティカに抱きつかれていた。
名前を聞いて始めて気づいたね、
この子は異国の娘なんだと……
確かに、あの子の、スコティカの髪の毛は綺麗な赤銅色で、この辺りではあまり見ない。
そう言うと、このパンも、名前ではわからなかったが、赤色だなんてあまり見ない髪だ。
もしかしたらこいつも元々、この“街”の生まれではないのかもしれないな。
「はは!モテモテじゃん、ニアくん」
隣からは、本当に愉快そうな声が聞こえる。
こっちは、それどころじゃないんだけどな。
☆
夜、
職場から帰った俺を待っていたのは、グレイプからのダイブだった。
「兄! 御帰り!」
今日も、この弟の笑顔があれば良いなぁ。
と、俺がおもっていたときだった。
「ーー邪魔しているぞ、ニア・アウグスティヌス=アントニウス」
そこには、
葉っぱ王子がいらっしゃいました。
おー、わっと!?
作者「登場人物紹介とか、やっちゃって良いですかね?」
ニア「そろそろお前もキャラ把握してないからな」
作者「…………」




