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桜なら胸を張れた

作者: 菜の花
掲載日:2026/03/22


此処に居る意味を探して

独りきりで生きていく

此処に居る意味を見つけられないまま

この世ではない何処かに

独りきりで消えていく


地面に落ちた桜を蹴散らして

こいつらの人生はもう終わりだって

馬鹿にしてみる

嘲笑ってみる


なんだか胸が痛んだだけで

夏に飲むメロンフロートみたいな

そんな爽快感は

少しも得られなかった


どう考えても

桜のほうが御立派だ

酸素を減らして生きる僕より

目に優しい桃色が好かれるのは

きっと当たり前のこと


全てに意味があるというのなら

僕という存在を

今すぐに肯定して欲しい

此処に居る意味を教えて欲しい

今すぐに


此処に居る意味が見つかるのは

一体いつの話なのだろう

見つけられるのか

もしかすると

見つからないかもしれない


桜のように

清かな風で舞い上がり

新たな世界を魅せるあの桜のように

人々に勇気を与えられるのなら

癒しを与えられるのなら

そんな意味があるのなら


僕は此処で生きているのだと

もっと胸を張れただろうな

ご覧いただきありがとうございました。


此処で生きているのだと、胸を張りたい。


誰かに届きますように。

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― 新着の感想 ―
 存在意義とは──  取り敢えずは誰かに必要とされていることかな?  そんな人のいることを感じられること、それが自己肯定だと思います。
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