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トゥツエンド公爵家

翌朝、朝食を終えたあとマーゴ様は王都に帰っていった

実はとなりの領地がイグイスト公爵家であり休みに入ったマーゴ様は領地に帰ってきておりその最終日に魔法をはじめた私に会いに来たとのことだった、なにやら父様から私が魔法であんなことやこんなことをした、と自慢されてたらしい


家族の前にマーゴ様のことを少し

父様と同じ年で幼馴染であったマーゴ様はこれまた母様の学友であった現陛下の妹であるチーラ様と恋に落ち結婚、子供は二人でカイ兄様(13)とムイ兄様(9)との同級の男の子がいる

今回はチーラ様がご懐妊とのことで道中を気にして一人で領土に戻ってきてたとのことだ

魔法騎士団、第一団長でまた風魔法で右にでるものはいないらしく風の使い手らしい

で、風の使い手って空も飛べるらしい

背中に羽根を身につけてそこに風を纏わせて飛んで帰っていったのは驚いた

私もやってみようと思う

羽根をつけて空飛びたい!


さて家族の話しをしよう

まず母方

私の母様は4大公爵の一つ、トゥツエンド公爵家の次女で王都をはさんで反対側にある神の山と呼ばれる、みどり豊かなアルト山の麓に領地をもつこれまた古い歴史をもつ公爵家の出だ

テルニーナ帝国建国の英雄のひとり、アルト山の神が生んだとされるアラファス・トゥツエンドは魔法と特殊な力でこの国を護ったとされている


私が産まれた歳に隠居したお爺様サルマトとお婆様マーヤ、四つ上の姉シルビナと、二つ上の父様と同級生の兄マルマト、五つ下の弟アルマトとの6人家族だった

伯母様は大国の一つで隣国のタルト国、当時王太子であった現国王が留学中に見染められて卒業後すぐに嫁ぎ今では国民に愛されるタルト国皇后である

上の伯父様は公爵位を引き継いでいてその傍ら魔法の研究にも力をいれてるらしい既婚者

下の叔父様は母様の事が大好きで尊敬しているらしく魔法省で補佐をし、何やら変わった物をいつも作成しているらしい、便利品らしいがまだ品物をみたことはない未婚者

ちなみに伯母様は私みたさに産まれたときに子どもを連れて里帰りをして私から離れたくないと駄々をこね陛下が迎えに来るという大事を起こしているらしい

その時の王子は今では16歳になり王太子となり第二王子は14歳だ

まあそれ以来は会っていないので記憶にはない


伯父様は年に一度、夏にご家族を連れて旅行がてらここに来るから顔は覚えている

でも伯母様の方が好き

とても綺麗で優しいし昨年は美味しいお菓子を作ってくれた記憶が濃く残っている

それと二人の従兄弟がいつも可愛がってくれる

たしか、今年最年長になる15歳のトルーナと14歳のオルジン

男の子だ


叔父様は結婚していない

恋人がいるかもなぞだ

だって月に2、3度はここに来るから

それに私含め兄様達をすごく可愛がってくれている

いっつもふにゃふにゃの顔で笑ってるし、記念日ごとにプレゼントもくれる、それ以外でもプレゼントをしてくるので母様が止めているくらいだ


母様方の親族は言わずとも美形だ

そうそうお婆様は私と同じ色違いだ、といっても少し違うだけだがめずらしい深い青の髪に黒の目だ

日に透けたら綺麗な青がででくる

お爺様とお婆様は隠居してから旅行を楽しんでいるらしい帰ってくるたびにここに寄ってお土産をくれるのでそれなりに会っている









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